仲間








もう冷たく部下たちをボンゴレへ連れて帰り、きちんと埋葬する。


みんなが敵襲にあったことは、噂としてボンゴレ内に広がっていた。





そして後日、俺はボンゴレファミリー全員を集めた。
「…なぁ、あの噂
本当だと思うか?」

「俺は本当だと思う」

「だから今日集められたんだろ?」

「みんなでボンゴレ辞めるか…?」

「………」

「でも…いままでの恩とか…」

「そんなこと言っても「おいっ、ボスたちが来たから静かにしろ!」






ざわついていた部屋が、俺が入ると一瞬で静寂に包まれた。


##NAME1##は俺の右隣、隼人が左隣、後のみんなはそれぞれ2人の横に並ぶ。



そして俺はゆっくりと、話し始めた。

「…このまえ、守護者たちが一斉に襲われた―――」

敵が予想以上に強かったこと、たくさんの死者が出たこと、そして、敵の狙いは##NAME1##とボンゴレリングだということ。


「…今回のことが起こりそうは予兆はあった、でも死者がでたのは何もしなかった俺の責任だ
申し訳ない」



目をきつく瞑って頭を下げた。
すぐ脳裏に浮かぶのは、この前死んでいった部下たちの顔。

一粒、涙が目の端に溜まった。