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「ツナ、んーっ」

「…」


え、何これ?

今、俺の目の前には、
両腕を広げて
目を瞑ってる俺の彼女。

数秒間何の行動も起こさなかった俺にじれたように目を片目だけ開いた。


「…ツナー?」

「…ん?」

「だからっ、んー！」


これは…、キスをねだってると思っていいのか!?

いいんだよなっ!?

間違ってないよなっ!?


「もうっ、ツナ、はや…
…ツナ、顔真っ赤」

「はっ!?」

「何?照れてるの?」

「て、照れてない！」

「あー、そうだね
照れてないねー」

「信じてないだろ！」

「信じてるよー
…ふふ、ツナかわいー」

「だから、照れてないっ！」

「はいはい」













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