「おい、名前」 「はい…」 結局、ゾロの彼女になってしまった私は常にゾロの近くにいる。のだが、二人っきりでいるといつものゾロと全く別人のような言葉を発する。どーかしてるぜ! 「好きだ、愛してる」 ひィィィィ!!!なんか言ってらっしゃる〜!! 「お前は?」 普段は筋トレしかしない筋肉バカが…、どこでこんなことを覚えたんだ。サンジにでも教えてもらったのか!?有り得ないけど。 「名前?返事しろよ」 私の隣に座るゾロは、ずっと私を見つめてて。正直恥ずかしい。 「す、好きだよ、仲間として!」 なにテレてんだ自分!正気に戻れ! 「絶対好きにさせるから」 ボソッと私の耳元で囁くゾロにクラッと来たのは私だけの秘密。 ▽20111107 |