田中と山田と他の田んぼ



「…山田ァ、オマエよいつも思ってんだけどよ」

「あー何ぃ?」

「口わりぃのそろそろどうにかした方がいんでね?オマエ割と見れるカオしてんだしその口の悪ささえどうにかなれば、」

「いや今時の女子こんなもんだから」

「潔子さんはちげーぞ!!!!!!」

「確かに潔子さんはちげぇけど!!!!!!」



「センセェ!ウチらの事纏めて田んぼ組とか言うけどこのクラス原田に郷田に田島居っから!ウチらだけじゃねぇから!」

「そーだそーだ!」

「原田も郷田も田島もお前ら2人と違って真面目だ!ウチのクラスで補習常連の"田"は田中!山田!お前らだけだバカ共!」

「バカァ?!教師がんな事言っていいんスかぁ教育委員会に訴えますけどぉ?!あと言っとくけど原田と田島がマジの真面目ちゃんなのはぐうの音も出ない事実だとしても郷田この前休んだのアレただのズル休みだから!ツイッターでほざいてたから!」

「ちょおおおっ何バラしてんだ山田ァア!」

「ほう、郷田。ちょっと後で職員室な」

「うおあああああ」

「ザマァ」

「お前もだバカ山田この前のテストまた悲惨な点数だったぞ見事に。それからバカ田中お前も職員室」

「アッ、いや俺近い内大会有るんで部活に…」

「が通じると思ったか?ん?」

「、」

「ザマァ」

「テメーもな?!ああああああああ潔子さんを見る時間があああああああ俺の青春があああああああああああ」

「生きろ田中…アタシの分まで生きろ…ウッ………ザマァ」

「テメーもな?!!!!」





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