ギルにクダリからの電話
『ハロー!僕クダリ!ギル、元気してた?』
「ハロー、クダリ。あぁ、平穏無事だよ。そっちも元気にしてるか?」
『僕もノボリも元気元気!バトルトレインも平常運行!』
「そりゃ何よりだ」
『そういえばね、ちょっと前から女の子のトレーナーが来ててね』
「うん」
『何回もバトルしてるんだけど、この前のバトルすっごく面白かった!』
「へぇ?」
『僕、ダブル担当でしょ?バトル、2対2だよね。それでね、その女の子がね、2匹で一遍に波乗りさせてきたの!』
「マジ?すげぇな」
『マジだよ!すごかった!面白かった!僕も、僕のポケモン達も、女の子も、女の子のポケモン達も、車両もぜーんぶびしょびしょになっちゃった!あははは!』
「だろうなぁ」
『だけど勿論バトルは僕の勝ち!』
「おめでとさん」
『ねぇ、今度いつ来る?僕もノボリも、ギルとバトルしたくてウズウズしてる!』
「おう、近い内行くわ」
『待ってる!…あっ、そしたらマルチバトル、しよう!僕とノボリがタッグで、ギルとレンちゃんがタッグ!僕カミツレちゃんともやりたいけど、仕事忙しいかもしれないなぁ』
「こっちでも結構テレビとか雑誌とかで見掛けるよ。まぁ、無理のねぇ程度に誘っとけ」
『うん、解ってる。――それじゃあバイバイ!またね、ギル!』
「ん、またな」