イレギュラー
「キャスター…キャスターかあああああ…4次でキャスターっつったらやっぱジルさんだから違和感拭えねぇ…」
「ジル。それが原作とやらでの、正規のキャスター枠サーヴァントの?」
「そっす、ジル・ド・レェさん。知ってます?」
「フランスの英雄の1人だったか」
「まぁ原作では完全にとち狂ってジャンヌウウウウウウウウあああジャンヌウウウウウウウウてジャンヌ厨なんすけどね!」
「ふふ。それで、そう難しい顔をする理由は…あぁ、違和感」
「ウィッス…仕方無いんすけどねー、ここまでは一応望んだってか思惑通りの展開なんで何も文句は無いし」
「ふむ、では、別のように呼べばいい」
「…別?」
「マスターが構わないのならスカアハと真名で呼ぶも良し」
「いや流石にそれはこえーっすわ」
「或いは、レンとでも」
「………レンさん、すか。えっ何それ、名前?名前っすよね?え、でもスカアハ…」
「勿論私はスカアハだが、生前、夫や子供や側近等にはその別称…そうだね、まぁ要は、愛称、かな。それで呼ばせていたんだよ」
「へぇ………えっ、ホアッ?あたしもいんすか呼んで?!」
「呼べばいい、と私は言ったよ、マスター」
「何かそれほとんど同じ事召喚した時にも言われた気がするわ…記憶に新しいわ…」
「ふふふ」
「じゃあ…うーん、レンさん、レンさん…んん!レン姐!キタコレ!改めてよろしくオナシャッスレン姐!」
「あぁ、よろしく」