Q.この人の事どう思ってる?



「晴ちゃん!晴ちゃんはねぇ!すんっ…ごくいい子です!…こんな私みたいなのと仲良くしてくれて、自分にはよく分からない方面の話題でも、やれやれって感じで付き合ってくれて、喧嘩しても後腐れしてこなくて、本当に悪い事しちゃった時にはしっかりダメ出ししてくれて…。あと、人の意見に何でもかんでも左右されない、てのも有るかな。つまり違うと思ったら違うってハッキリ言える人!周りがこれこれこうだーって言ってても、ほんとにそうなの?もしかしたらこうかもしれないよ、って、臆せず口に出せるところ、本当に尊敬してるんですよねぇ…。私は結構、波風立てないよーにって、黙ったまんまにしちゃうから。…自分の心に素直で、起こった出来事に対して正面から向き合う、優しい、いい子です、彼女は」

「スポーツめっちゃ得意だね!その代わり勉強に関しちゃくっそバカだけど!あははは!テスト近くになるとかんならず泣き付いてくるのマジちょーウケる。暗記が特にダメですねー…もうどうにもならないに近いんで、赤点覚悟です毎回。…そう私も!いやぁ、最早教える側としてもアレコレ試した末の結論デスアハハ…先生達も頭抱えてるもん毎度毎度」

「…やっぱり特にバスケですねー、女子バスケ部のエース張ってるしね!入学した頃からもうすごい話題っていうか、噂になってたくらいだし、相当ですよ相当。試合観た事何回か有りますけど、もうね…うん…あぁ才能が運動能力に全振りされちゃってんだなぁって納得だったね。そのくらい、素人レベルの私の目から見ても、すごかった。うん。すごかった」

「――背ぇたっかい。脂肪が無い。スレンダー。アレはイイモデル体型になれますよぉ…ウフフ…。…ちっちゃい頃からずぅーっとショーカだったらしいんで、そろそろ今度ロングのウィッグ着けてみてもらおっかなぁて、にひひ、画策ちゅーデッス。あっ触り心地めっちゃいいの!ふわっふわで癒されるんだぁ…ふへへ…」

「、もっちろん!!大好きですよぉ!!お婆ちゃんになっても一緒にどっか出掛けたり駄弁ったり出来るような仲良しでいられたらなって、思ってます。…これ晴ちゃんには内緒ですよう?恥ずかしいからっ」




「…奈々子かぁ。奈々子はー、うーん、憎めない奴、かなぁ。あれだけ美人な見た目してて実は結構………、ちゃ、ちゃらんぽらん、うんちゃらんぽらん!してるからっ。…バカだなこの子、って呆れる事けーっこぉ有るよー。…んでもそのバカみたいなところが、意外としっくり来るっていうか…だから憎めないっていうか…。――ただ、ちゃんと色々考えてるよ、奈々子は。何を言うにも何をするにも、ちゃんと考えてからそれをやってる子なんだ。奈々子は。…それで結果が思ったようなものにならなかったとしても、そしたらもーおしょうがない!って笑うんだよねぇ。ちゃらんぽらんだけど、そういうところは…しっかりしてるかなぁ」

「頭はいーよ、頭は。その代わりヤバいくらい運動音痴だけどね!…あれだけふわぁんてしたボールをさぁ、どーーーして顔面でキャッチするもんかなぁー…ほんっと謎。………まぁ、いつもテストで大変お世話になっておりますので、あんまりね、うん、私も人の事言えない部分が有りますしね、うん。………うん………」

「1番得意な科目、かぁ………奈々子何でも出来るんだよなぁ。あぁでもそういえば前に暗記系は頭に叩き込むだけだから〜みたいに言ってたっけな…その頭に叩き込むのが私には地獄なんだよなぁ…。…あ、テストは毎回大体学年10番以内だよ!………一夜漬けダッテサ………ほんと才能だよねアレもね………ハハッ………」

「…お………、…おっぱいがッ………!!!おっきいッ………!!!発育バッチリかよッ………!!!美人で巨乳とかお前はほんとに高校生かコラッ………!!!」

「――ン"ン、ゴホン!………あー、めちゃくちゃ綺麗な髪の毛だなって思ってる。つやつやしてるし、真っ黒だし、目鼻立ちって言うの?ハッキリしてるしね。…口を開かなきゃほんっと別嬪さんだよねぇ…、口を開かなきゃ」

「…ん!大好きです!ケンカはよくするけど、仲直りすればいいだけだから。尊敬してるし、頼りになるし――あ"、やっこれオフレコですよ?!本人に聞かれるとか恥ずかしすぎるから!!」





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