シカマルに会いカカシに会い



「イチさん」

「おぉ、シカマル君」

「どーも」

「お使いかな?」

「っす。母ちゃんに、客に出す茶菓子買ってこいって使いっ走られたんすよ。イチさんは?散歩っすか」

「いや、女子会の帰り」

「…またっすか」

「ヒッヒ。相談が有るって言われちゃあなぁ、行かねぇ訳にはいかねぇだろう」

「よく耐えられるもんだぜ…俺はぜってー無理だ」

「適材適所だなぁ」

「それっつーか、大概男なんざそんなもんすよ…アンタがちぃとおかしいんだっつーの」

「ひでぇ言い様だぜぇそりゃ」

「へーへーすんません。…ウチで将棋、指していきます?」

「あー、」

「あら、イチとシカマルじゃないの」

「おぉ、カカシ君じゃねぇの」

「よっ。シカマルはお使いの帰りか?」

「ま、そんなとこっすね」

「そこでサクラ達と会ったからイチは女子会帰りなの知ってるけど。イチ、この後用事とか有る?」

「シカマル君家で将棋指そうかと思ったが、何だ、飲むってぇ?」

「そ。ガイ入れて3人で」

「んー………シカマル君、」

「いいっすよ別に」

「わーりぃねぇ。そんじゃあまたなぁ、シカマル君」

「っす。また。カカシ先生も」

「ん」




「そういやさぁイチ」

「ん?」

「またナルトに一楽のラーメン奢ったんだって?お前ちょっとあいつの事甘やかしすぎなんじゃないの」

「そう見えんのか」

「あぁ」

「…あっちになぁ、妹みてぇな大食らいの女の子が居てよぉ。そいつよく腹空かしてて、余りにも可哀想でねぇ」

「よく奢ってたんだ」

「おぉ。…ナルトもナルトで弟みてぇな感じだからなぁ、つい好きなもん食わしてやりたくなる」

「………そ。ま!程々にね」

「善処はする」

「えー、そう言ってしないじゃないお前」

「ヒヒヒ」





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