男主宅で休日に遊ぶ



「Hey,イチ!明日お前ん家行くからそのつもりでいろよ」

「そりゃあ構わねぇが、何人で」

「Six. 毛利以外だ」

「はいよ」




「いっちゃんはいこれお土産」

「おぉ。いつもわーりぃねぇ」

「いいえーこっちこそいつも皆で押し掛けてごめんね」

「気にしてねぇさ。昼飯…は、」

「ファミレス行こうって話になってるよ」

「了解」




「だーッ!!また俺かよ!!」

「弱いでござるな元親殿」

「ババ抜き運ゲーだしねぇ、いや駆け引きも重要だけど」

「毎回イチが1抜けてチカがビリっつーのも飽きるな、5回やって全部その結果とかどんなだっつーんだよ。…All right!おい次pokerやろうぜ」

「某ポーカーは苦手だ…」

「Ha!いいカモだ!」

「本人前にして言うなよー。よし!じゃあ俺とユキで2人1組ってのはどうだい?」

「No, no, no!何言ってんだよ前田の、それじゃ意味ねぇだろ」

「意味無くないさ!だったらいっそ皆ペアになれば、」

「奇数だよ慶次」

「…あっ」

「前田と真田、俺と政宗、風魔と猿飛、んで#イチ#が1人でやりゃあいいんじゃねェか?」

「Good idea!イチ無双もこれで終いってやつだ、なぁ?HAHAHA!」

「いっちゃんどうする?俺様1人でも構わないけど…」

「いーや、佐助君はそのまま小太郎君と組んじまいな」

「………もしかしてポーカー強いの?」

「ヒッヒッヒ」

「何コソコソしてやがる。おらおら始めんぞ!Let's party!派手に楽しもうぜぇ!」

「負けぬぞ政宗殿元親殿ぉ!」

「いいねぇいいねぇ!祭りだねぇ!」

「ハッハッハ!そろそろ鬼の本気ってェやつを見せてやンぜ!」

「………え、何そのテンション」

「…、…」




「オイ待て意味が分からねぇ」

「いっちゃん強いねマジで…」

「イカサマか?!いやイカサマだろイチてめぇ!!」

「まぁ、イカサマだがよ」

「、Shit!!カモってんじゃねぇよ!!」

「最初にカモる意思見せたの政宗じゃん。なぁユキ」

「うむ。因果応報というものかと」

「Dammit…!!おいチカお前も何か言ってやれ!!」

「いやァ…別に…」

「Why?!!!!」

「もうあそこまで徹底してカモられりゃあいっそ感心モンだぜ俺には。すげェなイチ、それ俺にも出来ねェ?」

「うゥん、元親君には無理じゃあねぇかねぇ…」

「マジか…」

「こん中では佐助君と小太郎君が向きだと思うぜぇ」

「ほんと?やりぃ!」

「政宗君と元親君と慶次君はうっかりバレそうなんだよなぁ。幸村君はそもそも合わねぇだろうしねぇ」

「うむ!某、極力は正々堂々と、己の引き運や駆け引きの技にて勝負に臨みたいでござる。無論騙す事も1つの戦術ではあるが…それは最後の手段としたい」

「実際幸村君、普通に引き良かったしなぁ」

「っていうか、そんなイカサマ何がどうなって覚えるに至ったんだい?」

「ん?いやぁ、単に興味本位だぜぇ」

「Be dissatisfied…おいもう1回やんぞ!」

「出た政宗の負けず嫌い」

「Shut up!負けっ放しでいられっかってんだ!」

「なァペア変えようぜこれ」

「――ん」

「誰か来たね」

「ちょいと出てくるわ」

「行ってらっしゃい。ほらアンタら少しボリューム下げる下げる」





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