「キミは『戦士(いくさびと)』、私は『暗殺者(ころしびと)』。回りくどいやり方は是非とも私に任せておいて――貴方は貴方のやりたいように、"貴方"として相応しいやり方で以て、表舞台に在ってくれていい、そう在ってくれればいい。裏方はこの私にお任せあれ、ってね」


起源が『死活』の魔術扱える何でも屋な漣と、イレギュラー鯖で『戦士(ソルジャー)』な兄貴。死活、即ち活かすことと死なすこと、よって生と死、これは猫を象徴するものである。また"死活"が根底に関わる戦士という存在、相手を殺すことと自身が生き延びること。という共通点。そして勿論相性召喚。
回りくどいやり方が主体で職業柄に裏切りだって茶飯事であるが、気は強いというか強かであるし、無茶な約束をするというか堅実で在るべき暗殺者のくせして無茶をよく好む、漣のそういうところは割合好ましいと思う兄貴。中々悪くない的な、何を仕出かしてくれるのか楽しみだ的な。


「きっと貴方という人は、信念とか義とかいうものを重んじて、死力を尽くすような戦いを望む、そんな御仁なんでしょう。あは、ごめんなさい、私なんかとは到底合いやしないよね。…でも、結構私もさ、信念だとか義だとかは、貫けるものなら貫けるところまで貫いてやりたい派なんすよー」


クラス:『戦士(ソルジャー)』
属性:秩序・中庸
ステータス:筋C/耐B++/敏A/魔C/幸C+/宝B
※仕切り直し:C→B

生存と生還に関する部分が多少ステ上昇の補正、またチャリオットの使用が可能になっている。


何処かで目にし、記憶に残るあの後ろ背が在る。憤怒を引き摺る悲哀、大きな絶望に覆われまいと足掻く小さな希望、全てを塗り替えて終わらせた虚無。わたしはそのだれかを、かれを、しっていた。

平行世界でエミヤと戦場を共にしていた漣、だから一応転生者、なので転生板にも入れた。


「私をマスターだなんて大それた呼び方しなくていい。例えば私はキミをおにーさんと呼ぶし、例えば貴方を名前で呼ぼう。だから私の事も、何とでも呼べばいいんです」


漣は身バレするまで絶対に決して書き込みをしない。情報を逐一拾い上げて彼彼女らが望むように或いはそうでは無いように流れを運び、彼彼女らが喜ぶ様を憤る様を笑って眺めながら、自分の思うように、己の信念と義の下にことを進める感じで。何でも屋ということで、そりゃよろしくないことを引き受けることも多々有って、切嗣・舞弥とは一応既知の間柄だし、つまり彼のやり口もよく知っている(逆も或いはまた然り)から結構上手くやるんだとは思う。2人程冷徹でも無ければ外道でも無いけど、ケースバイケース、それが要されるのであるなら厭わない。
気配を殺すための・存在を殺すための魔術、即ち隠蔽・誤認や錯乱の魔術が得意。或いは、生かすための治癒の魔術だとか、活かすための上昇補正・効能補助の魔術だとかも多少得意。戦闘技能とそのレベルは上の下で綺礼とやり合って数分もつ程度だけど、魔術でバックアップしながらであれば切嗣と同等程度には何とか。


兄貴にはお前中々いい女じゃねぇかって軽く迫られ、アチャ男には記憶カンバックでめっちゃ気の置かない間柄で、金ピカには面白がられて構われ可愛がられる系。多くの矛盾を孕むところが金ピカのお気に入り。
アチャ男が何故居るか。やはりイレ鱒の存在である。お月様からお帰りのザビ子である。紅茶と思ったら紅茶では無かったのでちょっとギクシャクしてるかもしれない。このことでもスレ民に慰められ励まされ助け舟を出される日々かもしれない。ちなみにクラスは『救済者(セイヴァー)』枠。


@スレでのコテハン
漣→何でも屋
兄貴→兄貴
アチャ男→主夫
ザビ子→ザビ子


ザビ子に協力して助言と指示を出すスレ民、誰かが「兄貴が居たらもっと確率は上がったかもな」なんて洩らす。そして攻略中に現れる兄貴。スレ民驚くも歓喜。疑惑と仮定と興奮。何度もいいタイミングで現れる兄貴に次第に彼をあてにするようになる。そうなったところで、重要な場面において現れなかった兄貴、故に作戦が半ば失敗に終わる。スレ民、こうなる予想は前々からしていつつもやはり期待と信用が勝っていた分憤る者も多い。この辺りからアチャ男が魔術に伴う魔力の残滓で漣に気付き始め、ザビ子に無断で追い始める。紅茶の面影のせいで近付こうとしてしまうザビ子と「残念ながらキミの中の彼は私では無いのでね」と断絶するアチャ男、徐々に溝が出来ていく。スレ民これはまずいとザワザワ。
同時期から漣に確定的な記憶が戻り始める。そうしてアチャ男に追い付かれ再会。苦笑、からのじわりじわり涙。


「――…あーっと。…シロウ、でいいかなぁ、何て呼ぶべき?」
「…好きに呼んでいい。…余り、あの頃と変わり無いようだな、レン。だが俺は――いや、私は、」
「いいよ、解ってる。…でもシロウはシロウでしょ?それでいい、んだよね?」
「………あぁ、構わんよ」


泣き笑いの漣がアチャ男に抱き着いて、そんな漣をしっかりと受け止めて抱き締めるアチャ男。
流れブッ飛ばすとお互いめっちゃ目障りにまで到達してるかもしれない兄貴とアチャ男。救済者だなんて皮肉だねと苦笑する漣に全くだと溜息なアチャ男。


<主夫が大事な話が有ると言ってきた。勿論聞くことにしたが、そうしたら女の子が部屋に入ってきた。何でも別の世界でまだ主婦がブラウニーであった頃に戦場を共にした仲らしく、最近の単独行動は彼女を追っていたからとのこと>
<えっ>
<えっ>
<は?え?>
<あと兄貴も来た。彼女もイレ鱒で兄貴がイレ鯖とのこと>
<※困惑と絶叫でコメ急速消費>





×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -