●以下の節々の話


4次の戦争は結局大火災が起きてしまっての終了。参加者の大体が原作の通り、原作とは多少異なる死に様・経緯ではあれ死亡。悔やむ和実だが彼女の性格と起源のためにやはり摩耗は無し、ひたすら前を向く。スカアハは和実を庇い泥に呑まれるも受肉して生還。ギルガメッシュは剛での自我による制圧だが、スカアハは柔での慈愛による受容。というか、恐らくギルガメッシュが抱いて出てくる。一応ボロ布羽織って和実と巡回、士郎を抱いた切嗣に遭遇し彼を助ける。
4次後は切嗣と共に衛宮邸を立てそこに住む。スカアハは母代わり、和実は姉代わり。スカアハに頼まれアイルランドから具合の良いイチイの木を取り寄せ衛宮邸の庭の隅に植林、スカアハの楔となる。枝や葉を持っていれば行動範囲が広がるため、5次暗のように周囲しか行動出来ないということは無い。商店街までなら普通に行ける。


5次軸の2年前にイチイの木の前にディルムッドが突然現界。経緯は言わずもがな。摩耗は進行しているがスカアハの施しにより回復、とは言え1ヶ月くらいは重病人みたいな感じになっていた。和実とパスを繋ぎ一応マスターとサーヴァントの関係になる。クラスは『生還者(サバイバー)』で、初めの内は各ステータスのランクも軒並み低かったが、回復するにつれ上昇、最終的には4次軸ランサークラスでの数値と同様になる。スキルも同じく。つまりただのランサー。
ディルムッドの現界後はすぐさま和実と彼とで2人暮らしの開始。士郎には一切ディルムッドのことを知らせていない。和実専属の執事基い家政婦としてディルムッドは完成する。公式家政婦にも負けず劣らず。絶対恋愛感情は生まれないだろうが非常に仲良しで擬似恋人くらいにはなってそう。ウーン。


エミヤからの思慕はこの時の母代わりによるものが大きい。あと、聖杯関係でアンリマユにも母として依存気味に慕われたり。大河にも母や姉のように思われてるし、後からどんどん女の子達増えて更に子供・妹が増える。母なる女王はやっぱり皆の母だった。





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