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「――ッ絶対嫌だぁ…‥ンッ…!!!」



脱衣場から寝室につれてきたはいいものの…‥


目を潤ませ、快楽に必死に耐えながらまるで入浴剤で体を染めたように薄桃色になった体を必死に布団で隠そうとする先生。


いつもの飄々とした態度から一転して今は自分を守ろうと俺に威嚇してくる始末。

先生…‥そんな潤んだ瞳で睨み付けられても全然怖くねぇってばよ…‥?

寧ろ逆効果であって、スッゲーそそられる。


今すぐにでもめちゃくちゃにしたい気持ちをぐっ…と堪えて本題に戻る。



「コレ着ないなら、俺ってば先生にさわってやんねーてばよ。」



そう、この作戦を実行したのはカカシ先生にコレを着せるためなんだってばよッ!!!


「うぅ…‥ッ‥やだ…ぁ‥‥」



「んじゃあ、俺ってば飯の用意するってばよ。」


そう言って寝室を出ていこうと立ち上がると、先生は俺の服の裾を掴んで、嫌嫌と首を動かす。ああぁああぁ、もう今の先生ってばホント可愛いてばよ!!!


危うく先生を押し倒してしまいそうだったがそんな事をしては今までの作戦が台無しだ。
2週間も前から入浴剤を買い続けて先生に入浴剤に慣れてもらい、今日やっと実行できたんだッ!!!


まぁ全てシカマルとシカマルの父ちゃんのアイディア何だけどな。


てかシカマルの父ちゃん、やけに楽しそうだったな―。


そんな事を思っているとさっきまで首をふっていた先生が停止して、真っ赤な顔を更に真っ赤にしてもう少しで泣いてしまいそうな表情で言った。











「…ッ…‥着る‥からァ‥ッ‥…触って‥…ゥン‥」







蚊のような声だったが俺にははっきりと聞こえた。
心の中でガッツポーズをするのと一緒に、まだコレを着せてもないのに既に半分立ち上がっている俺の息子は大丈夫なのかと心配するのだった。