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2023/06/17 19:13

この場合主は彼より少し年上でヘラヘラ軽薄であちこちフラフラしてるたんぽぽ男。十四くんの悲惨な学生時代、唯一の味方としてベタベタに甘やかしてみたり他の人と繋げてみたりして立ち直りまで寄り添ったり手を出した挙げ句、立ち直れたなら良かった良かったって放逐する無責任甘やかし成人済みクソ野郎。


ときにメンヘラ製造機で修羅場るけど女性相手は仕事柄問題起こすとめんどいから絶対的に距離を保つ。話は聞くけど接触はしないし二人きりにもならない。
逆に男相手だと距離感ガバガバ。例えば弱ってる相手に対して「人とハグすると幸せ成分出るらしいよ、誰かにギュッとされるといいのかもね」って言って、相手に求められれば応じる。
主にとってはその場しのぎの応急措置的な感覚でハグしたりよしよししたりしてるだけ。そういう事できる人、他にも見つかるといいね〜と思っている。相手が元気でたら自分は用済みなのでそういうことしなくなる。たいてい相手が本気になっているので、えっ、そういうつもりじゃなかったんだよゴメンネってことを繰り返している。
悲しみに溢れた人間を見ているのは自分がつらいからって理由でよすよすケアする悪いやつです。犬好きで犬系さんにも弱いし可愛いものが好き。深い悲しみを知りたくないから世の中みんな幸せであってくれ。

そんな最低男だけど好きで仕方なくなっちゃったから絶対にどこにもやりたくないのでなんとしてでも自分の手元に置いときたい十四君。ひどい男だけどつらいときに優しかったのは事実。
主、十四くんのお顔大好きだし性格もかわいいからホントは昔から一番かわいがってる。つらかったらいつでもおいでって家の鍵渡した。
つらいことあったら主のお家に来て主に抱きついてはヒンヒン泣いてよしよしされつつ眠っちゃうサイクル。家にいないときは洋服抱きしめてメソメソしてた。
主も、もしかしてこれ、さすがにだめなのでは?と思ったので泣く泣く一度離れるために東都に行く。「俺がお前の邪魔しそうだからさみしーけど一度離れるわ。いい男になっとけよ」という雑な呪いをかけたらほんとにヴィジュアル重視でメンタル不屈のいい男になっちゃったので、あ、これなら大丈夫だなとなった。以降あまりナゴヤに戻らなくなる。
十四にとってはつらいときもいつだって優しかったし甘えさせてくれるし大好きなお兄ちゃん的な存在だと思ってたけど離れると悲しくて寂しくてつらくて仕方ないから単なるお兄ちゃんではなかった模様。家の鍵貰ったし実質同棲、恋人ないしは夫婦と思考が飛躍した。

空劫君と獄さんは主のこと悪いやつじゃないけどダメな奴だと思ってる。無責任に甘やかすな!そんなの優しさでもなんでもねえぞ!
知ってる。
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