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2022/07/21 22:31

熱帯魚はサバンナの夢をみるか(仮)

ハナミノカサゴの人魚(何かと訳アリ)がサバナクローに居場所を得るお話(?)

過去の境遇から根無し草だった主人公、その土地に属するっていう意識というか自分の居場所をはっきり意識できたのはサバナクローのあり方のおかげ。弱肉強食、弱肉強食力isパワー。
強ければ認められるというシンプルな考え方は元々寮の特徴だけどレオナ寮長の徹底した自己責任と弱肉強食の精神のおかげで救われたところがある。
この人の下なら安心できる場所が作れる……つまりレオナさんは……王様ってコト!?(王の概念を肌で理解した)
レオナさんは王様、はっきりわかんだね。

人魚の姿が美しい種だったので子どもの時分に攫われ、以降ほとんど薬で人間の姿を保っている。

各国を移動しながら後ろ暗いことも色々したし、させられた。
そういう一団のメンバーだから定住の地はないし、同じ国にじっとできないしで、ひとつの土地に落ち着くことに憧れがあった。
根無し草が受け入れてもらえるなんてそんなの、心地よくて、安心できて、好きになっちゃうに、決まってんでしょーが!
自分で確保できた自寮の自室は唯一の安全圏。

住所不定なので移動しながら日稼ぎでお金を貯める。貧乏学生具合ではラギブチといい勝負だけど、良くないニオイのする"パトロン"や"あしながおじさん"に頼ればそれなりの生活は送れる模様。頼らなくてもまぁまぁなんとかなってるけど余裕があるに越したことはない。

好き好んで人魚の姿に戻らないし人魚とも公言はしていない。

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