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2017/03/26 13:14

「こんなに昔の文献を読めるなんて、すごいことだと思わない?ほら見て、源氏物語だって」
「すごーい◯さん、その文字読めるんですか!?」
「書道やってたから。高校だと古典もちょっとやるし」
「そっか、◯さんって高校生なんですよね……」
「◯でいいし、敬語もいらないよ。かごめちゃんは受験生だっけ、勉強間に合う?」
「正直自信ないな〜……だんだん成績さがっていくの……。◯ちゃん、やっぱり受験って大変だった?」
「私のとこ、すごい田舎だから…そんなに大変とは感じなかったかも。人が少ないから」
「そっかぁ……◯さん、頭良さそうだもんなぁ……」
「かごめちゃんだって賢いでしょ。……参考書、あるならみてあげようか」
「ホント!?」
「いいよ。私の復習にもなるからさ」
「嬉しい!!おねがいします!!!」

そんなこんなで、旅を共にしながらかごめちゃんの個別教師として勉強をみたりする話とか。かごめたちと交流することでようやく年相応な雰囲気になる主人公とか。

「そうそう、このthat以下の文はこれにかかってて……」
「なるほど!!◯ちゃんの説明わかりやすーい!!」

「あいつら何言ってるかわかるか?」
「ちっともわからん」
「いやはや、お二方とも勤勉でいらっしゃる……」
「かごめちゃんも大変だねー」
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