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説明書




 ここに置いている作品はシリーズ連載にするには短すぎる話、ようは短編や中編を置く部屋となっております。
 基本的に『水野シリーズ』の第三弾後のお話ばかりになりますので、第一弾だけをお読みになった方には「訳分からん」となるかと思います。

 CPは基本的に陸奥守×水野(むつさに)がベースとなっておりますので、その他のCPはほぼ出ません。強いて言うなら矢印(片思い)程度です。
 時間軸は基本的には第三弾シリーズ後ではあるものの、多少完結前の時間帯の話も出てきます。また出来る限り時間軸に沿った内容の話を上げて行くつもりですが、上下する場合もございますのでご了承ください。

 そしてここではR-18の話も出てきます。(話の横に『※』マークがついているページはR-18シーンとなります)その際はパスを入力してください。
 (パスについてはこちらから)

 また創作神様である『竜神様』や『鳳凰様』を始めとしたオリジナル設定が沢山出てきます。
 更に話によっては水野の現代での友人たちも出演することがございます。全てオリキャラですのでご注意ください。

↓以下主な登場人物の紹介↓(クソ長いので読み飛ばして頂いてもOKです)



*女審神者水野(本名:冬千由佳 とうせんゆか)

 当サイトのとうらぶ作品、全シリーズの主役兼ヒロイン。年齢は二十代後半。元ドスコイ体型だったが、何だかんだあってちょっと痩せた。とはいえスレンダーとは言えないもち肌ボディ。シリーズ第三弾で初期刀である陸奥守と結婚した。自他共に認める『神の嫁』。
 更には水の神様である『竜神』の寵児でもあるため、公私共に水野の方が立場が上。なので特に何かが変わったわけではない。強いて言えば恋人期間が短かったため、陸奥守とは夫婦でありながらも恋人のようなイチャつきを見せる。
 ただし本人は極度の恥ずかしがり屋なので、人前で触れられると全力で逃げる。
 基本的に結婚した後も鈍感なところは変わっておらず、陸奥守は今まで以上に心配と嫉妬を繰り返している。それでも水野の心は陸奥守に向けられているので、浮気の心配はない。

 シリーズ第三弾目にしてようやく刀が増えた。それでも作中では最も所持刀数が少ない元喪女審神者。
 性格は基本的に明るく考えなしの行きあたりばったりなところが目立つが、実は少し前まではネガティブなところもあった。けれど陸奥守を初めとした献身的な刀たちの愛情により前向きに生きるようになった。
 何気に中学時代に言葉での嫌がらせ・イジメを受けていたり、学生時に度々痴漢にあったりと踏んだり蹴ったりな過去もある。が、それに負けじと前向きに生きている、負けん気の強い、責任感が強い女。

 また、目に特別な力を宿している。現在『半神』一歩手前のギリ人間。それでも感知能力と霊視が合体し、更に進化したような『物品や場所に残った記憶を視る力』を持つうえ、竜神により『本質を見抜く力』も与えられた。ようは“視る”“暴く”ことに関しての能力が異常に高い極振り性能。
 そのうえ本人は無自覚だったものの『まことの言葉』の使い手。嘘をつかず、真摯に言葉を紡げば紡ぐほどその力は強くなる。ようは一種の言霊。なので嘘をついたり、相手を騙し、貶めたりすると力が衰えて行く。
 一方で自らを守る力は全くと言っていいほどないので、竜神と刀たちがいなければとんでもねえ雑魚。消火器があればワンチャンいけると思ってはいるが武道の心得は一切ない。
 よく死にかけてはいるが、ギリで生還している悪運+強運の持ち主。だけど懸賞は当たらない。

 自らの魂に竜神を宿しているだけでなく、シリーズ第一作目で刀剣男士たちから神気を与えられたことにより、自身の持ち前の霊力よりも神気が多いという謎体質。おかげで刀たちから好かれやすい。
 ただ好かれる人にはとことん好かれるが、嫌われた場合は『死』を望まれるほどに嫌われるという、好悪の感情についても極振り性能となっているので一長一短。愛されすぎてヘトヘトになるか、死ぬような目に合わされてヘトヘトになるかの違い。ちょっと可哀想。
 そんな感じの、行き当たりばったりな嘘がつけない正直な女審神者。ちょっと子供っぽいところもあるが、基本的に刀たちはそれを良しとしているので問題は起きていない。

 新たに増えた刀剣以外、基本的に刀剣男士達は皆過保護。更に陸奥守を除く二十四振りが水神の眷属となった異様本丸の主でもある。おかげさまで政府から『封印指定』を喰らった。色々と規格外の審神者。ただし本人は「一般人」「モブ」だと思っている。(モブとは)
 最近は審神者仲間や、他所本丸に行った刀とも連絡をよく取っているので何気に知り合いが多く、そのおかげで竜神も力を取り戻しつつある。
 初期刀兼夫は陸奥守。懐刀は小夜。どちらも『水野を絶対守るマン』なうえ、小夜は他の『小夜左文字』に比べ気性が穏やか。ただしキレたらヤベエのは変わらないので怒らせたらダメな二人。


*水野本丸の陸奥守

 水野本丸の陸奥守だけ、唯一火の神様である『鳳凰様』の眷属になった。刀身に眷属となった証として特殊な文言が刻まれており、それを駆使して魔を払うことが出来る。ただし力を御しきれているわけではないので、現在修行中。
 命を司る権能を持つ神により、肉体を与えられた。そのため霊力がなくても現世に行けるし顕現も出来る珍しい個体。
 というより、本科との縁はうっすらと残されているだけのほぼ“個”としての存在を上位神に許された特殊な個体。

 主であり妻となった水野を命より大切にしている。実は水野本丸随一のヤンデレなのだが、本人にバレていないうえ、日頃そういう姿を見せないので他所の審神者たちにもバレていない。ただし刀たちには若干バレてる。
 また火と刀の相性は悪いため、水野がいなければ火神の眷属としてはやっていけないレベルなのだが、水野の霊力も神気もほぼ100%水の性質だから眷属をやれているところがある。
 よく鳳凰様やその片腕に扱かれており、密かに実力を高めている。

 また、上位神の眷属となったうえに水神の寵児を娶ったため、身の振り方(話し方や佇まない等)に気を配らなければならない立場でもある。そのため他の個体に比べて落ち着きがある。
 とはいえ、本人も騒ぐことが嫌いなわけではないものの、主である水野が「大きな音が苦手」「下戸」ということもあり、賑やかすよりも主の補佐やまとめ役に回ることが多い。だが本人もそれで満足しているため問題なし。
 年若い女性審神者たちからは「大人っぽい」と言われ、陰で尊敬されている頼もしい男。(ただし怒らせたら一番やべー男でもある)


*その他水野本丸の刀たちについて (※水神の眷属となった刀たちは全部で二十四振り。)

 ざっくりと刀たちを紹介していきます。まずは【太刀】から。

 三日月宗近……第一弾で呪術と縁があったため、それ系には力が浸透しやすい。水野を心底大事に思っており、隙あらば水野に愛でて貰おうと愛想を振りまいたり、話しかけたりする。また自分が水野を愛でる時もあり、その場合のスキンシップは頭を撫でたり手を握ることだったりする。陸奥守とは以前は同室だったが、今は別となっている。

 鶴丸&鶯丸……水野に懸想していたが、陸奥守に獲られたので大人しくしている。とはいえ今まで通り驚かせに行ったり茶を出したり、畑当番の後には雑談しに行ったりと接する時間を減らしたわけではない。むしろ隙あらば、と言わんばかりに虎視眈々と狙っている油断ならない平安鳥太刀。

 燭台切……水野に懸想していたうえ、何気にヤンデレ枠だったりするのだが、今のところ水野にはバレていない。刀が少ないため厨当番と出陣を繰り返しており、タイミングがハマればガッツリ誉をとって来る隠れ誉泥棒。誰とでも仲良く接しているが、基本的に伊達組と一緒にいることが多い。いつか太鼓鐘が来てくれることを密かに願っている。

 大典太……保護者組の一人。水野に何かある度に枕元に本体を置いて自身は不寝番をしたり、お守りを作成したりと甲斐甲斐しい。自分の霊力の強さに顕現当初は悩んでいたものの、現在は上位神がその身を守っていると分かっているため前ほど距離を取ってはいない。むしろ落ち込む水野を慰めたり、時には水野の何気ない雑談に耳を傾けたりしている。意外と仲がいい。おかげさまで鬼丸に驚かれる日々を過ごしている。

 江雪……保護者組の一人。よく泣く水野を小夜と共に慰めたり、言葉で諭すことが多い。水野に対して恋愛感情はないが、慕ってはいる。周りにも「主が笑っていると安心する」と公言しているので、その愛は弟に向けられるものと近いと思われる。戦は嫌いではあるものの、一度裏切ってしまった主への誓いがあるため他の本丸の江雪に比べては嫌々していない。それでも戦はやっぱり嫌いなので、早く平和な日が訪れることを願っている。

 小烏丸……シリーズ第三弾で仲間入りした、元小鳥遊の刀。とはいえ前の主のことはよく思っておらず、対照的な水野に対して好感度は意外と高い。むしろ水神やら火神やらと、規格外の存在と知人である水野に興味津々だったりする。とはいえ恋愛感情は一切なく、まだまだ未熟な水野を導く『父』として存在している。

 髭切……小烏丸同様、元小鳥遊の刀。前の主に弟を折られたことがあり、実は結構腹を立てていた。それでももう終わったことなので引きずってはいない。現在は水野を主と仰ぎ、その愉快な生活を楽しんでいる。

 鬼丸国綱……上記二名と同じく元小鳥遊の刀。厄介事に巻き込まれやすい水野の体質を本能的に見抜き、自分と契約をしろ。と迫った男前男士。以前は元の主に隠れて生きていたが、水野の本丸では割と好き勝手動き回っている。水野本丸での生活で舌が肥えてしまい、外で飲み食いする味に違和感を覚えてしまったのが一番の障害だと感じている。

 数珠丸……元ブラック本丸の刀。水野に助けられた恩を返すべく、契約した男士の一人。水神の宝玉を祀っている祭壇に暇があれば通っている。水野のことは好ましい人物だと思っている反面、あまりにもまっすぐなので心配もしている。自分の名前を上手く呼べないことを水野に相談され、最終的に「ジュジュさま」と呼ばれることになった。水野は申し訳なく思っているものの、本人は何気に気に入っている。不思議系男士。


 続いて【打刀】について

 鳴狐……水野本丸で初期刀を除けば初めて顕現した打刀。そのため水野との付き合いは存外長く、無理をしがちな水野に内心ハラハラさせられている。普段はマイペースだが、水野とのおしゃべりは好き。だから意外とよく喋る。水野に対する感情は恋愛というよりも親愛に近く、水野が刀たちのドタバタに巻き込まれそうになったら身を挺して守っている内の一人。因みにお供の狐は水野にお風呂に入れてもらったことがあり、出来ればまた洗ってもらいたいと思っている。

 加州……水野に対する気持ちは純粋な愛情であり、懸想ではない。けれど「愛して欲しい」「可愛がって欲しい」という気持ちは相応にあるため、隙あらば主に愛想を振りまいている。陸奥守のことは嫌いではないが、喰えない男だとも思っており、時にはその得体の知れなさに薄気味悪さも覚えている。が、主が幸せそうだから、という理由で一応目を瞑っている。いつか大和守が来ることを密かに願っていたりもする。分かりやすいツンデレ。

 和泉守……水野に対する気持ちは加州同様懸想ではない。けれどちょっと危ないところがある。うっかりするとコロッといくチョロ男士。それでも水野を『守ろう』とする気持ちは強いので、護衛や見回りといった仕事は真面目に取り組んでいる。他にも、刀が少ないせいか本丸の清掃をする日が多いため綺麗好き。燭台切と共に高い所の掃除は彼の仕事のうちの一つだったりする。短刀たちの面倒も率先して見ているため、他所の本丸に比べて働き者に見える。実際じっとしているより動いている方が好きなので、あながち間違いではないかもしれない。

 歌仙……水野のことを密かに思っていた一人。実はむっつりスケベ。ただすぐ顔に出る(赤くなる)ので分かりやすい。嘘がつけない直情的男士。よく水野の言葉遣いに苦言を呈するおかん枠。厨当番の一人でもあり、たまに鉢合わせた水野に味見をしてもらうのが好き。(「美味しい」と言ってもらえるのが嬉しいから)和泉守のことは手のかかる弟のように見ているが、何気に増えた茶器を上手く片付けられない歌仙をサポートしているのは和泉守なので、どっちが兄だか分かったもんじゃない。状態になる時がたまにある。見た目にそぐわず物理系男士。

 宗三……水野に懸想していたうちの一人。水野本丸きっての御意見番。自称籠の鳥ではあるが、その籠を蹴飛ばして飛び立つタイプなので儚さとは程遠い。存外力が強い。ツンが強すぎるが、それは愛情の裏返しでもある。そのためよく水野を見ており、少しの変化も見逃さない観察眼の持ち主。小夜を溺愛しているため、小夜を大事にする水野に対する好感度は恋愛感情を抜きにしても高い。その一方で、小夜を蔑ろにする審神者を見ると額に青筋浮かべる沸点低い男士の一人でもある。

 同田貫……水野に対する気持ちは懸想というよりも“女”に対する興味関心に近い。水野の柔肌が好きだから隙あらば突いたりする。また水野からも何気に頼られ好かれているため、スキンシップは多めに受けている。意外にも報告書を書くのがうまく、短刀たちの面倒も和泉守と一緒になって見ていることが多い。また刀たちを預かった場合はその実力を見るために駆り出されることが多く、本人も様々な刀との手合わせを楽しんでいるところがある。何気に水野が無茶をするとストレートに「バカ野郎が」と叱ってくれる男士でもある。そして無茶をしがちな陸奥守を引っ張り戻す、頼りになる第一部隊の副隊長でもある。

 長谷部……水野に対する気持ちは懸想と忠誠が混ざって複雑なものになっている。主命第一なのは変わっていないが、顕現当初に水野と衝突事故のような出来事を起こしたため他所の長谷部に比べたら控えめ。後から来た日本号とは何だかんだ言ってうまくやっており、福岡と日本号を大事にしている水野のためにも険悪な空気を作らないよう誠心誠意努力している。ただ酒を飲んでいたら容赦なく注意するつもりでいる。

 山姥切……水野に対する気持ちは懸想ではないが、結構ギリギリというか微妙なところ。和泉守同様、切欠によってはコロッといきそうな男士。修行に出てからは割と脳筋思考になったが、それでも他所の本丸と違い、堀川と共にお菓子を作るのが得意。特に水野のために練り切りを作ることが多く、その腕は徐々に上がってきている。水野の言葉の力に何度も励まされて来たこともあり、水野の言葉の力を誰よりも知っている男士の一人でもある。

 大倶利伽羅……水野に正面切って告白した挙句、陸奥守と結ばれた後も「死ぬまで一緒にいる」と公言したメンタル鬼つよ男士。倶利伽羅龍を彫られているためか、竜神を宿す水野の傍にいると落ち着く。水野には週に一度か二度の間隔で花を一輪から三輪送っており、庭園の手入れも実は熱心にしている隠れ花好き男士。何気に陸奥守以上に迫った回数は多い肉食系でもある。慣れ合わないと主張してはいるものの、刀が少ないので何だかんだ連携は取れている。隠す気のないツンデレ。

 亀甲……元ブラック本丸の刀。水野に助けられた恩を返すために契約した男士の一人。水野のことは「稀有な魂を持つご主人様」と認識しており、早く水野の力になりたいと毎日ソワソワしている。実は水野のことを「隠れ女王様では?」と思っており、いつかその実力を発揮して欲しいと考えているどうしようもない枠。


 【脇差】について

 堀川……水野本丸初の脇差。出陣でも本丸内でも、とにかく水野を支えてきた立役者。縁の下の力持ちとは堀川のことを言う。と水野に思われているほど多岐に渡って水野を支えてきた男。水野に対する思いは懸想ではない。むしろ「守らなくては」と思っている。鳴狐とはほぼ同時期に顕現したこともあり、何気に仲がいい。そのため二人して水野を守る壁になることが多い。そして気が利くためよくお茶を淹れたりお菓子を運んだりしている。現状脇差が少ないため常に動き回っているが、本人は暇になるよりそちらの方がいいと思っているので気にしていない。

 鯰尾……物吉が来るまでたった二人しかいなかった脇差として常に活躍して来た隠れ立役者。水野のことは大事にしてはいるが、懸想ではない。けれどあの柔肌は堪らないと思っている健全男士。火に対する恐れがあるため、時折無茶をする陸奥守を信じられない気持ちで見ている。水野本丸に一期一振がいないため、藤四郎たちの「お兄ちゃん枠」として自他共に奮闘中。それでも基本は悪戯っ子なので、よく歌仙に叱られている。

 物吉……元ブラック本丸の刀。水野への恩を返すために契約した男士の一人。何だかんだと厄介事に巻き込まれる水野のために自らの幸運が必要だと考えている。とはいえ上位神がしょっちゅう訪れるため自分のアイデンティティに密かに悩んでもいるのだが、水野自身がドストレートに「契約してくれて嬉しい!」と言ってくれたので頑張れてもいる。早く水野に恩を返し、純粋に臣下として仕えたいと思っている。


 【短刀】について

 小夜……水野が初鍛刀で呼んだ刀。自他共に認める水野の懐刀であり、このポジションを誰にも譲る気はない。何気に一番多く水野に抱きしめられており、また週替わり交代で近侍を務めていることもあり、水野への理解度は高い。邪な思いは一切なく、純粋に水野を慕っているため陸奥守が安心して水野を任せられる唯一の刀。陸奥守とは色んな意味で支え合ってきたので、二人の絆は強く太い。そのため陸奥守と水野の間に何の問題もなく収まることが出来る。そういったこともあり、何気に水野の身の回りの世話をすることも多い。言わば小姓役も務めているが、本人は厭うていない。むしろ他の刀に任せられた方がショックを受けるので、水野の一番大事な時に傍にいることを望んでいる。

 秋田……小夜の次に顕現した短刀。顕現した当初から小夜が水野の懐刀だったため、第二の懐刀になろうと影ながら努力している。実は水野の名前を知っているうちの一人だが、純粋に慕っている主君を守るために誰にも話したことはない。秘密中の秘密として胸の奥に仕舞っている。好奇心旺盛で知りたがり。水野に抱きしめられたり頭を撫でられたりするのが好き。

 前田……水野に対する気持ちは親愛であり、守るべき主君だと忠誠を誓っている。よく平野と共に行動しており、鈍感な水野に忠告をしたり、説明や補足を入れることが多い。秋田同様初期に顕現したこともあり、水野からの信頼も厚い。その分責任の強さが空回りすることもあるのだが、そんな前田を水野は微笑ましく思っている。夜の警備では水野の部屋を中心に見回りをしており、夜回りの当番についてよく陸奥守や他の短刀たちと意見交換をしている。

 平野……前田同様、水野に忠誠を誓っている。前田より顕現は遅かったものの、鶯丸に茶を淹れることが多かったため、お茶を淹れるのが上手い。共に行動するのは前田が多いが、刀が少ないため色んな刀ともうまく連携を取れる優秀な短刀。水野に助言をしたり補足を入れることも多く、時には水野に美味しいお菓子を持って来たりする。本丸の良心。

 乱……意外とグイグイ行っているように見えるが、水野に対する気持ちは懸想ではない。ただ乱も男ではあるので、あの柔肌に触れるのは好き。歌やダンスが得意で、新しいものを覚えては水野に披露している。だがその裏では地道な練習をしており、決して水面下を見せようとはしない隠れ伊達男。加州と同じく「あるじさんが幸せならそれが一番!」と思っている。が、それはそれとしてちょっかいはかけたい気持ちもあるので、よく水野に抱き着いては薬研に引きはがされている。

 薬研……水野のことを心底大事に思っている。懸想ではない。単なる過保護。政府の仕事でよくブラック本丸などの危険な場所に足を踏み入れることが多い水野を心配し、政府の仕事では常に同行している。時折参加出来ない時もあるが、八割は参加している。水野の体調管理にも一役買っているため、変化には敏い。また現代医学や解剖学にも興味があるため、そういう書籍や動画を見漁るのが趣味。いつか人体模型を本丸に置きたいと思っている。

 五虎退……水野のことを心から慕っている、初期メンバーの一人。よく泣くのは他所の五虎退と同じだが、それでも潜った修羅場の数とやばさの具合が違うので、肝の据わり方は結構凄い方。水野に撫でられると幸せな気持ちになる。一期一振に会いたい気持ちは短刀の中で最も強いが、水野が気にしていることを知っているため口にしたことはない。初めての出陣でボロボロになった自分を見て水野を泣かせてしまったことを後悔しており、自分はよく泣いても水野には泣いて欲しくないな。と密かに思っている隠れ男前男士。

 後藤……元ブラック本丸の刀。水野のことを当初は警戒していたが、助けられたうえ、清浄な気に満ちた本丸で生活するうちに「何であんなこと言っちゃったんだろ……」と後悔するようになった。割とツンデレ枠。最終的には水野に恩を返すために契約をし、今は張り切って出陣している。一期一振がいない本丸での生活は初めてなため不思議な気持ちにもなっている。そして自分が顕現した本丸にいた五虎退を例の事件で失っているため、水野本丸の五虎退のことをよく気にかけている。水野と身長が一センチしか違わないことを地味に気にしている。


 【大太刀・槍・薙刀】について

 蛍丸……元ブラック本丸の刀。水野に助けられ、その清浄な気により救われたことから恩返しをするため契約した男士の一人。水野本丸初の、そして唯一の大太刀として現在実力を遺憾なく発揮している。ゴリゴリの誉泥棒。水野のことは慕ってもいるが、心配もしている。実は契約後、初めて水野に「蛍丸ー!」と親し気に呼ばれた時は嬉しすぎて桜が舞った。以前の主とは縁が薄かったため、水野の下ではしっかり縁を築きたいと思っている。だから水野に悪い輩が近付いたり、付け込もうものなら確実に殺る気でぶっ飛ばそうと思っている。愛染と明石については今後会えなくても気にしない。と口にしたものの、本当はいつか会えたらいいな。と思ってもいる。

 日本号……元ブラック本丸の刀。事情により自らを顕現させた審神者を殺し、また仲間を葬った主君殺し・仲間殺しの槍でもある。それでも水野が望んでくれたため本丸に残ることを決め、自身を慕っている水野のために忠誠を誓った。しかし水野が極度の下戸のため、水野と話す時はお茶を飲んでいる。それでもお茶が美味いから文句は言わない。一歩引いているように見えて、実は子供のように純粋な水野を心配している。そのうち過保護枠に名を連ねることになる予定の一振り。また自分に対する水野の反応が面白いため、割と揶揄っては長谷部に文句を言われている。が、元の主の所にいた長谷部に比べてとっつきやすく話しやすいため、関係は悪くない。竜神の祭壇には頻繁にお参りに行っているうちの一振り。

 巴形薙刀……元ブラック本丸の刀。自らを顕現させた主との縁が最も希薄であり、逸話らしい逸話もないため自身の存在に悩んでいた。だが水野の元で一から始めると決意し、現在は陸奥守や長谷部に教わりながら色んなことを学んでいる最中。毎日一時間ほど水野と話す時間を設けており、そこで自らが見聞きしたこと、感じたことを話し、人の器を持って生きる・生活することについても学んでいる。どこか浮世離れしたところがあるため、長谷部に文句を言われてもイマイチ理解していないところがある。今後の成長が楽しみな男士。


*オリジナル神様について


*竜神様

 言わずと知れた(?)水野を守る水の神様。太古から存在する土地神であり、かつて九州の一帯を統べていた力ある神様。だったのだが、現在は信仰心が薄れ、その力はかなり衰えている。
 現在は水野の本丸に宝玉を移したことで信仰心を回復し、力を少しずつではあるが取り戻している。
 自らが守り続けて来た一族である水野を、祖母の願いがあって守ってきたが、現在は自分の意思で守っている。最近水野のことを“守るべき子”から“眷属”として認識を変えた。それでも深い愛情を向けていることに変わりはなく、水野の猪突猛進なところを心配しつつも常に見守っている。

 普段は半透明の竜の姿だが、人型になれば鬣は若干水の色を帯びて薄水色に見える。が、光の加減によっては白にも銀色にも見える。
 また人型での身長は二メートルを超えており、意外と大型。ただし手足は細いため、着物のおかげで恰幅がよく見えているだけ。とはいえ本体は竜なので、あくまで人型は仮初の姿。顔立ちは中性的で、どちらかと言えば女性的に見えるが性別は不明。人型の時は側頭部に竜の角が生えており、肌には鱗模様がうっすらと見える。
 元が水の神なので声帯を持っておらず、“音”を介して言葉を伝える。
 かつて持っていた権能の一つに天候を操る能力があり、本丸内という限定的な地域であれば雨や雷を落とすことも出来るようになった。


*鳳凰様

 火を司る神様。戦神でもあり、陸奥守が「上様」と呼ぶ上位神でもある。水神と違い信仰心と力を蓄え続けてきたため、その力はかなり強い。火を司るため破魔の力が強く、また博識で世話焼き。好々爺のような一面があるが、憎まれ口も叩く素直じゃない神様でもある。
 相手の心を読む能力を権能とは別に持っており、そのため嘘が嫌い。しかし命を司る権能を所持しているため、生きとし生ける者への愛情はかなり深く、出来れば輝きを持って生きて死んでほしいと思っている。
 実は竜神様より年下なのだが、武神として名を馳せているため現在は鳳凰様の方が力は上。しかし過去の出来事により、立場関係なく水神を慕っており、「友」と呼んでいる。そのため水神の寵児である水野のことも気に入っており、事ある毎に呼び出しては面倒を見ている。

 本来の姿は燃え盛る炎と長い尾を持つ鳳凰。幻想の鳥らしくその姿は力強く美しい。
 人型でもそれは変わらず、派手な着物と金細工を好んでつけている。典雅で優美。身長は二メートル超える立派な体躯を誇っており、美しい顔立ちを裏切るように声は低い。
 火の神らしく何事も豪快。一度怒れば中々鎮火出来ないが、怒らせなければかなり面倒見が良い。お喋り好きな一面もあるため、水野との相性は良い。


*水野と関りがある審神者たちについて


*武田さん

 水野の担当官でもある男性審神者。鍛えられた立派な体躯を持つ男性だが、顔は童顔。体はリアル熊でも顔はテディベア。そんな感じ。
 幼い頃からスポーツが好きで、ずっと柔道を習ってきた。何気にライフセーバーの資格持ち。霊力は多いが特殊能力はないため、水野が巻き込まれた時に何も出来ないことを歯がゆく思っている。責任感の強い男性。因みに刀剣男士は現在確認されている刀全振り顕現している。
 どこかズレている水野にしょっちゅう突っ込みを入れてもいるが、水野との漫才じみたやり取りを嫌っているわけではない。むしろ裏表のない水野との付き合いは楽しく思っており、よくコーヒーを驕るついでにダベっている。

 政府役員だが審神者も兼任しており、初期刀は蜂須賀虎徹。初鍛刀は厚藤四郎。この二名は本丸のことを任されているため、あまり水野の本丸に顔を出すことはない。が、全く面識がないわけではない。
 政府の仕事の補佐をしているのは太郎太刀と膝丸。こちらの二人の方が水野と接する機会は多く、特に太郎太刀は水野の巻き込まれ体質を心配している。水野自身太郎太刀を慕っているため、お互いにお互いのことをよく気にかけている。
 膝丸はツンデレ枠だが、自分の主である武田よりも水野の方が何かと危険な目に遭いやすいので心配している。実際、会う度に神気が強くなっているため、本当にこのままでいいのだろうか。と危惧しているうちの一人。兄者が自分だけでなく水野の名前も間違うことが悩みの種。


*柊さん

 武田の後輩であり、部下でもある。そして水野とは公私共に友人となった。仕事では常にキッチリとしたキャリアウーマンだが、プライベートでは愚痴も言うし好きなことについても語る。
 何気に恋愛映画が好きで、泣きたい時には犬猫の映画を見るタイプ。逆に戦争やら刀が出て来る映画は仕事を思い出すので避けている。だったらいっそ銃でドンパチしてくれ。と思っているタイプ。
 霊力は強く、武田同様現在確認されている刀剣男士は全て顕現している。本丸のトラブルメーカーである鶴丸・獅子王・陸奥守が悩みの種。水野本丸の陸奥守を羨ましく思っているところがある。

 初期刀は山姥切国広。初鍛刀は乱藤四郎。乱が来るまで事務的な会話以外殆ど会話をすることがなかった二人だが、審神者業でも政府業でも右腕を任せているので信頼は厚い。
 最近山姥切長義がチラチラ見てくるのを「めんどくさいなー」と二人して思っている。(酷い)
 また二人共水野に対する好感度が高いので、水野の本丸に顔を出す日は絶対に他の仕事を回されないようさっさと部署を出て行っている。
 特殊な能力はないものの、占術に詳しい親族がいるため現在勉強中。


*榊(さかき)さん

 武田と柊の上司でもあり、政府役員の相談役でもある。とある神社の神主兼審神者兼水野と百花のお師匠。現代人としてはかなり霊力が強く、お祓いを始めとしたさまざまなことが出来るスーパーおじい様。
 神社の神主としての業務の傍ら、審神者業も務めている猛者。初期刀は歌仙兼定だが、普段の業務の補佐は石切丸。歌仙には本丸のことを任せており、石切丸には現世での仕事を手伝って貰っている。
 

*夢前さん

 水野の後輩第一号。最初は水野のことをバカにしていたが、初めて刀剣男士たちの出陣帰りの姿を見て意識を入れ替える。爾来水野大好きウーマンになった。
 霊力はそれなりに強く、現在四十振り以上の刀を顕現させている。現在高校三年生だが、進路はまだ決まっていない。母親がヤンママなのでよくケンカをしているが、仲直りも早いギャル系審神者。
 水野のことは「センパイ」と呼ぶ。かつては燭台切に恋をしていたが、現在は「カッコいいのに性格おかんなんだよなー」とちょっと冷め気味。それでも愛はあるのでしょっちゅう燭台切にアタックをけしかけている。

 初期刀は加州清光。初鍛刀は厚藤四郎。加州のことは第一印象から決めていた。実際よくネイルの話で盛り上がっている。厚はそんな二人に「ついていけねー」とは思っているが、夢前の詰めが甘いところは気になっているのでサポート役として忙しなく立ち回っている。
 進軍を始めとした軍事系統の話についてはまだまだ弱いものの、水野のところで真面目に学んできたため、極度にヤバイ成績は出していない。ただ機転が利かないため、予定にないことや突然の襲撃に会えば確実にパニックに陥る弱さがある。逆に言えばそれが普通とも言える。水野は肝が据わりすぎ。


*百花(ももか)さん

 現在中学一年生になった『浄化』の力を持つふんわり癒し系審神者。小柄で痩せ型。少し人見知りなところがあり、緊張すると噛み噛みになるところがある。
 水野のことは実の姉のように慕っており、水野が危ない目に合うと勝手に涙が出て来るほど感受性豊か。霊力はかなり強く、多くの刀剣男士を所持している。また式神を使った浄化が得意で、水野と共に榊の元で修業をしている。
 かつて初鍛刀で顕現させた一振り目の今剣に恋をしていたが、戦場で折れてしまい審神者業に対し消極的になる。そこを狙われ一時期危ない目にあったが、現在は学業と兼任して頑張っている。
 まだ中学生ということもあり、日中の刀の面倒(内番)は水野に任せている。そして土日の間に水野と共に堪った書類を片付けている。

 初期刀は加州清光。初鍛刀は今剣。加州は水野に主を見つけて貰った恩があるものの、本人の気質的にちょっとツンが多め。それでも主の次に水野のことは気にかけており、百花からも「自分がいない時にお姉さんに何かあったら助けてあげてね」と言われているため、何気に目を光らせている。
 また二振り目の今剣も水野に助けられたため非常に好感度が高く、水野に何かあれば百花の許可がなくとも相手のことをぶっ飛ばそうと思っている。勿論百花のことも大事にしているため、百花と水野のどちらかしか助けられなければ百花を選ぶが、そうでなければ水野のことも守ろうとしている義理堅い刀。


*日向陽(ひなた)さん

 のほほんマイペースな、のらくら系美女。スレンダー体型でありながらも出るところは出ているナイスバディ。しかしその愛情は全て水野に注がれているという極振りっぷり。もはや潔い。
 しかし笑顔の裏には悲惨な過去があり、虐待や両親の蒸発など枚挙に暇がない。そのため精神的に幼い部分が残っていたが、水野の元で過ごしたことにより少しずつ改善している。そのせいで余計に水野に対する愛情が募っていると言えなくもないが、水野自身が自立した思考を持っているため地雷系女にはならずに済んでいる。
 元々審神者業はしていたのだが、当時はかなり適当で、刀たちと肉体関係を結ぶことでしかコミュニケーションを取ることが出来なかった。だけど今は水野のところでキッチリ学んだため、言葉での意思疎通が出来ており、進軍も、遅々とした歩みではあるが進んでいる。
 霊力はそれなりにあるうえ、三条を始めとした古刀との相性が何故か良い。

 初期刀は歌仙兼定。初鍛刀は不動行光。初期刀である歌仙はマイペースで掴みどころのない日向陽に常に振り回されているため、よくグッタリとしている。そんな歌仙を放っておくことが出来ず、小姓気質な不動は甘酒を飲む暇もなくフォローに回る日々を過ごしている。
 そんな二人を眺めながら「お互い色も性格も似てて仲良しね〜」と笑っているのが日向陽なので、二人は「頼むからしっかりしてくれ」と心から、毎日願っている。そのため水野本丸に行くと色んな刀に愚痴を聞いてもらっている。今後も頑張って欲しい二振りである。


現世での水野の知り合い


*八神颯斗(やつがみはやと)

 水野・相馬の幼馴染であり、かつて水野が初恋を捧げた男。サッカー少年だったが、事故により足を負傷し断念。現在はスポーツ整体師として仕事をしている。結婚二年目で妻がいるが、子供はいない。
 相馬とは親友で、水野との仲が上手くいけばいいのにな。と思っていた。それでも水野の結婚自体は喜ばしく思っており、何だかんだ言って今も連絡を取り合っている。性別を超えた友人。


*若宮相馬(わかみやそうま)

 水野・颯斗と幼馴染であり、水野にずっと恋心を抱き続けて来た一途な男。純粋で純朴。幼い頃は前髪が長く、オドオドしていたため陰口を叩かれることが多かった。だが水野と颯斗に手を引かれ、仲良くなり、水野に恋をした。
 中学卒業と同時に北海道に飛ぶことになり、水野に告白したが玉砕。互いに傷を残しての別れとなった。その後大学を卒業し、医療器具のメーカーに就職。地元で水野と再会し、再び友情を育もうとしたが、そこを小鳥遊に付け込まれ【魔のモノ】の契約者になってしまった。
 結果的に水野を追い込む羽目になったうえ、陸奥守の呪詛返しにより全身大火傷という痛い代償を支払うことになった。十年以上水野に恋心を捧げ続けてきたが、結局振り向いてもらえなかった可哀想な男。


*雪花(ゆか)(※ゆきちゃん)←水野の呼び方

 水野の中学時代からの親友。旧姓『朝霧(あさぎり)雪花』。結婚したため現在苗字は違う。一時の母であり、元美容師。現在は育児に専念するため休職中。
 字は違えど同じ『ゆか』と読むことから自分のことは「ゆきって呼んでいいよ」と告げたため、水野からは「ゆきちゃん」と呼ばれている。
 なにかと水野の相談役になっており、結婚式では着付けやメイクなども担当した。
 元ヤンであり、大荒れしていた時期も水野とだけは友情を育んでいたため、二人の仲は深い。元ヤンなだけあり、陸奥守に「由佳を傷つけたら殴る」と睨みつけた猛者。
 水野の結婚式では色んな意味で密かに泣いていたのだが、鳳凰様と竜神様の登場で全部ぶっ飛んだ。何だかんだ言って水野のことを大切に思っており、丸々もちもちしていた頃から水野のことを「可愛い」と思い、心底大事にしていた。そのため陸奥守や颯斗に対しては好感度は低い。
 だが水野が幸せなら一先ずは目を瞑ろう。と思っている鬼つよママ。


*水野の家族について

*父……母の押しに弱い、おっとりとした父親。審神者業については心配しているものの、娘が一度「やる!」と言ったら意思を曲げないことを知っているので口を噤んでいる。そんな中いきなり恋人と称して神様を連れて来た時はフリーズしたし、更に数か月後に「結婚する!」と言われた時は心臓が止まるかと思ったメンタル弱いお父さん。何気に婿入り。

*母……過保護な母親。涙もろく、感情が高ぶると涙が出てくる。若干ヒステリックな部分もあるが、大体水野が心配をかけているせいなので文句は言えない。水野以上に大雑把で、幽霊や神様と言ったいるかいないか分からない存在については気味が悪くて苦手に思っていた。が、陸奥守に助けられたことにより、白鹿のアクセサリーを祀り、手を合わせるようになった。

*兄……最近二児の父親になった、風来坊系の兄貴。水野とは喧嘩友達のような、漫才じみた口喧嘩を繰り広げることが多い。何だかんだ言って妹のことを大事に思っており、水野が入院する度に心の中では刀剣男士たちに「バカ野郎が」と思っていた。水野と同じく素直で嘘を吐かない。ただ水野と違い、嘘が吐けないタイプではない。必要があれば嘘も吐くし、人を騙すことも出来る。ただ自分が出来るからと言って妹にも同じようになって欲しかったわけではないので、素直な妹に育ってよかったな。と実は思っている。嫁と子供が大好きな良き父親。


大体こんな感じです。(長い)



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