小説
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我「あ」
テ「ん?」
我「カンクロウからの報告書に墨落とした」
カ「え?!」
テ「ドンマイ」
カ「おい我愛羅ぁぁぁ!それめちゃくちゃ時間かかったやつじゃん!!」
我「おぉう…」
テ「(爆笑)」
カ「また書き直すのかよおおお」
テ「我愛羅謝るじゃん」
我「すまないじゃん」
カ「お前らまで真似すんな!!つか絶対反省してないじゃん!!」
我「正直すまんかった。反省してる。だからもう一回頼むじゃん?」
テ「(爆笑)」
カ「我愛羅ぁぁぁぁ」
▼があらは_おちょくる_をおぼえた




い「正直思うんだけどさ、我愛羅くんって何考えてるかよく分かんないんだよね」
サ「そう?」
い「そりゃああんたは付き合ってるからそうだけど、あんまり接点がない身としては近寄りがたいっていうか…」
サ「うーん…まぁ私も最初はそうだったかも。でも彼結構おもしろいところもあるのよ?」
い「例えば?」
サ「面白いっていうか、この話は可愛いっていう部類なんだけど、前に木の葉を案内してた時に立ち寄ったお店の看板猫ちゃんが我愛羅くんの足にすり寄ったのよ」
い「へー」
サ「で、その時我愛羅くん猫ちゃんになんて言ったと思う?」
い「え?あの人動物に話かけんの?意外」
サ「意外でしょ?で、『コートに毛がつくから離れてくれないだろうか…』って何でか下手に申し出てたからおかしいのと可愛いのとで思わずキュンときちゃったわ」
い「あはは何それかんわいー。で、猫ちゃん離れてくれたの?」
サ「それが全然。ますますくっついてこられちゃって困り果ててたわ」
い「確かに。それ聞くとちょっと印象変わるわねー」
サ「でしょ?あと彼って甘いものが苦手なんだけど、イタズラで食べさせるとぎゅっと目をつぶって困ったような顔するのも可愛いのよ」
い「何それ意外w」
サ「あとくしゃみが『っくゅ』とか小さいの」
い「女の子か!」
サ「その後照れるのよ」
い「何て言って?」
サ「『聞かなかったことにしてくれ…』って。本人も気にしてるみたいだけど、性格上ナルトみたいに豪快にいけないみたい」
い「まー、あの人そんな感じじゃないもんね。どっちかつーと繊細っていうか」
サ「うん。几帳面だし真面目よ。けど時々不思議なことするのよね」
い「例えば?」
サ「育ててるサボテンに向かって褒めたり怒ったりする」
い「あー植物って話しかけるといいものね。でも何で怒るの?」
サ「たまには怒った方がいいだろう?だって」
い「…不思議ね。てかどんな風に怒るの?」
サ「『もうちょっときちんと背を伸ばしなさい』とか」
い「(笑)」
サ「あとは『お前より綺麗な花はたくさんあるんだからな』とか」
い「うわー。ダイレクト」
サ「でもそのあと『お前は綺麗より可愛いだ』ってフォローしてて笑った」
い「(笑)」
サ「ね、可愛いでしょ?」
い「なんか、私の中の我愛羅くん像が音を立てて壊れていくんだけどw」
サ「うふふふ」
ナ「サクラちゃん」
サ「あらナルト。どうかした?」
ナ「あのさ、さっきから我愛羅がずっと息してないんだけど」
我「(石化中)」
サ「やだ居たの?」
い「ごめーん、気づかなかった!」
ナ「んなわけねえだろ?!割と最初からいたってばよ?!ばあちゃんとの会議も終わったしよ!」
ナ「んなことより我愛羅だよ!どうすんだってば!」
サ「もー我愛羅くんったら照れ屋さん☆」
ナ「サクラちゃん我愛羅息してないから!マジだからな!?」
い「見事に固まってるわねー。叩いたら音鳴りそうだわ」
ナ「やめろよマジで!!我愛羅可哀想だってばよ!」
サ「我愛羅くーん、大丈夫ー?」
我「」
い「へんじがない。まるでしかばねのようだ」
ナ「我愛羅ー!!しっかりするってば!まだ死ぬのは早えって!」
我「…つちにかえりたい(傷心中)」
ナ「まだ早いってば!」
サ「別にバカにしてたわけじゃないのに」
い「そうそう」
我「…(ジト目)」
サ「我愛羅くんパンダみたいで可愛いわね(見当外れ)」
い「トドメの一撃w」
ナ「サクラちゃんもうやめてくれ!我愛羅のライフはもう0だってばよ!」
我「(チーン)」

この後しばらく我愛羅はさらに無口になったとか。




ナ「おいろけの術!!」
我「?!(衝撃)」
ナ「我愛羅お前にはできねえだろって
サ「何やっとんじゃーこらー!!!」
ナ「サ、サクラちゃ(殴られて吹っ飛ぶナルト)」
我「!!?(更に衝撃)」
サ「ごめんね我愛羅くん。変なもの見せちゃって(にっこり)」
我「あ、ああ…(混乱中)」
我「(なんだ今のは…女子の力ではなかったぞ…春野サクラ…侮れんな)」
サ「どうしたの我愛羅くん。綱手様が待ってるから行きましょ」
我「ああ。しかしナルトが…」
サ「大丈夫よ。そのうちケロッとした顔で戻ってくるから」
我「そ、そうか…(ナルトは逞しいな)」
とかやってる三人欲しい。



唐突のナルサク


ナ「サーックラちゃん!どこ行くんだ?」
サ「ナルト。ちょっとおつかいにね」
ナ「ふぅん。ところでさ、明日なんだけど」
サ「デートならお金だしてよね」
ナ「マジで?!いや、でもこないだAランク任務こなしたばっかだし…多分大丈夫…(ブツブツ)」
サ「(あんたの家でもいいのにね)」




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