小説
- ナノ -


カラオケだぜ!



夏休みだからカラオケに行く話。


ナ「あ〜…やっと終わったってばよ〜…」
サ「ったく、夏期講習なんて補習組だけで十分だろ」
キ「流石うちは。優秀だなー、とでも言うと思ったか!全員強制に決まってんだろ!補習組の辛さを味わえ!」
シ「お前たちは万年補習組だしな」
ナ「うるせーってばよ!大体こんなもん習っていつ役に立つんだってばよ…」
我「お前のおじさんはそれで給料貰っているだろう」
シ「職業だしな」
ナ「揚げ足とんなよお前ら!俺が言ってるのはそーいうことじゃなくて〜」
キ「ようは俺たち、将来絶対教師にならないだろう俺たちにとっていつ役に立つか、って話だよ」
サ「多分ねえだろうな。受験の時以外」
ナ「だよな〜。つか受験とか…気が重いってばよ…」
シ「四大受ける気がなかったらセンター試験のプレッシャーから逃れられるぞ」
サ「その代り将来リーマンになった時薄給だろうがな」
我「世知辛い世の中だな」
キ「だーもう!こんな話やめようぜ!気が滅入るっての!」
ナ「そうだそうだ!もう今日はベンキョーなんてしねえってば!遊ぼうぜ!」
サ「ったく、これだからアホ共は…」
我「バカと言わないあたりお前も優しくなったな」
サ「うるせーよ」

ナ「あ、そういや今日平日の午後だからカラオケ安いってばよ!」
キ「マジで?!ラッキー!クーラーも入ってるしジュースも飲み放題!行こうぜお前ら!」
サ「ドリンクバーつけるなら結局料金上乗せだぞ」
ナ「自販機で色々買うより安いってばよ!」
我「はぁ…止めても無駄か…」
シ「とか言いつつわくわくしてないか?我愛羅」

というわけで。

ナ「クーラー入れようぜクーラー!」
キ「25℃にしようぜ!あっちーしよォ!」
サ「汗が引いたら上げろよ?」

ナ・キ「ウィース!」

シ「あ、あーあー…マイクの音量はコレでいいか?」
我「問題ないと思うぞ」
サ「つか、誰が先に歌うよ」
ナ「はいはーい!俺俺!俺が一番だってばよー!!」
キ「はあ?!トップバッターは俺だろ?!てめえは二番手だナルトォ!!」
ナ「ぁんだとコルァ?!俺が一番に決まってんだろ!お前が二番手だっつーの!」
シ「アイツらがマイクの奪い合いをしている間にいれてしまおうか」
我「そうだな」
サ「前の人最後に津軽海峡冬景色歌ってるぞ」
シ「季節外れだなw」

ピローン♪

ナ・キ「あ?」
我「トップバッターいきまーす」
ナ・キ「はああああ?!」
ナ「ちょ、おま、我愛羅!」
キ「何時の間に?!」
サ「お前たちがバカやってる間にな」
シ「ついにアホからバカになったか…」

我「一番我愛羅、宇〇戦艦ヤ〇ト改め、宇宙戦艦ニート歌います」

シ「wwwwタイトルwwww」
サ「しかもチョイスwww古すぎだろお前wwww」

我「さらば〜職安〜働いたならば〜負けだと(以下略〜ニート〜♪」

サ「wwwwわざわざ低い声でwwww」
キ「真面目な顔してヒデェ歌詞wwww」

我「高校終わり、いざ働くと意気込んでたらこの現実〜♪」

ナ「さっきの話題とタイムリーすぎんだろ!嫌味か!」
シ「wwwww」
サ「泣くなよwww」
ナ「うっせー!!」

我「無収入でも親がいるさ、老後はどうする?年金貰えぬニート〜!♪」

サ「はははははwwww」
シ「お前たちはこうなるなよ?www」
ナ「ぐぐぐ…我愛羅〜…!!」
キ「笑えるけど笑えねえ歌だなぁオイ…」
我「動画サイトで見つけてきた」
サ「やりきった顔してんじゃねえよw」
シ「では次は俺だな」
キ「お、シノか。何入れたんだ?」

『ポ〇モン、ゲットだぜー!』

三「ポケ〇ンかよっ!」
我「しかも初代…」
シ「俺の最初のポ〇モンはフシギダネだと決まっている!」
キ「知らねえよ!予想は出来るけどな!」
サ「つーかコイツらそろいもそろってアニソンかよ…」
ナ「まあ有名どころだしな〜。我愛羅のは古すぎるけどよw」
我「どうでもいいがシノの早口ウケるな」
キ「我愛羅、ウケてるなら真顔止めてやれよ」

シ「ああ、あこがれの〜!」
我「虫」
シ「ポ〇モンマスターに〜!」

キ「我愛羅wお前小さく『虫』って付け足すなよw」
我「てへぺろ☆」
サ「だから真顔やめろwww」

シ「絶対なってやる〜!」

ナ「シノが熱く歌いきったな」
我「流石虫ポ〇モンマスターなだけある」
キ「もうマスターになってたのかよw」
サ「よし、次は俺だな」
ナ「お、サスケは何入れたんだよ」
サ「GL〇Y」
ナ「普通!」
キ「そこはアニソン行けよ!!」
サ「あんまり知らねえんだよ!それいけ!ア〇パ〇マ〇とかしかまともに歌えねえぞ?!」
キ「ア〇パ〇マ〇歌えんのかよwww」
ナ「サスケがア〇パ〇マ〇wwwww」

『〜♪』

ナ「あ!しかもPV!」
我「誘惑、か。有名どころだな」
キ「うわ、やっべ!足エッロ!!エロいエロい!」
シ「落ち着けキバw」

サ「時に愛は二人を試してる Because I love you〜♪」

ナ「時にムカつくアイツの歌唱力…」
キ「wwwww」
我「顔も無駄にいいしな」
シ「女子が聞いたらヤバいだろうな」
キ「つかPVエロくね?!」
我「だから落ち着け」

サ「KISSから始まる夜は熱く Because I love you〜♪」

ナ「キャーッ!チャラスケくん不潔!」
キ「合いの手下手くそかwww」
シ「合いの手にしては最悪だなwほぼ悪口だぞw」

サ「今はオマエが誘うままに oh 溺れてみたぁああい!イェア!!」

キ「歌いきった感半端ねえwwww」
ナ「くそー!何か負けた気分なんだけど何でだってばよー?!」
我「上手かったぞ」
サ「おう、サンキュー」
シ「次はどっちが歌うんだ?」
キ「ま、とーぜん俺様だよな〜?」
ナ「ぐぬぬ…タッチの差で負けたってばよ…」
我「いぬのおまわりさんでも歌うのか?」
キ「んなわけあるか!www」
サ「聞いてみてえけどなwww」

キ「うるせーよwww俺はクールに決めるぜ!ア〇カンのリライトだぜ!」

シ「おぉ、これも熱い歌だな」
我「何気にアニソンだしな」
サ「お前らアニソン好きだな…」
キ「このギターの音が格好いいんだよな〜!」
我・サ「分かる」
ナ「サスケ分かんのかよw」

キ「軋んだ想いを吐きだしたいのは〜存在の証明が他にないから〜♪」

我「意外と歌詞が重たいんだな」
サ「中二っぽくもあるよな」
ナ「え?何だって?元祖厨二病の先生」
サ「誰が先生だ!」

キ「消してー!リライトしてー!くだらない超幻想、忘れられぬ存在感を!」

ナ「なぁ我愛羅、このリライトって意味何?」
我「ん?ああ、書き直すという意味だ」
ナ「あー!ようは上書き保存するってことだな?!」
サ「何だそりゃ…」
シ「微妙に意味が違うしなw」

キ「お前らちゃんと俺の歌声を聞けよ!」
シ「聞いてたぞ?」
ナ「キャー痺れるー(棒読み)」
サ「わー素敵ー(棒読み)」
我「我愛子でぇす☆(裏声)」
キ「我愛子出てくんなw帰れwwwつーか最初の二人!もうちょっと気持ち込めろよ!」
ナ「えー?もう十分込めてるっつーの。つかやっと俺の番な!マイク寄越せ!」
キ「だーもう!いててて!渡すからのしかかってくんなっつーの!!」
シ「ナルトは何を入れたんだ?」

ナ「俺はFL〇WのGO!だってばよ!」
我「英詩歌えるのか?」
ナ「勘!!」

我「…勘…」
サ「流石の我愛羅も絶句だな…」
シ「ナルトらしいと言えばらしいがな…」
キ「まぁナルトが英詩歌えてもビビるからそれでいいんじゃね?」

ナ「うぃーあーふぁいてんぐどぅりーまー!」

我「ブッフォwwwww」
サ「ひらがな英語wwwwwwwww」
キ「はははははは!ヒデェ!!wwwww」
シ「予想以上wwww」

ナ「やべえ!ラップの所歌えねえ!!」

我「wwwww」
サ「もうそこはスルーしとけよwwww」
キ「腹いてえwwww」
シ「頬が痛いw」

ナ「ふぁいんてぃんぐどりーまー!信じるがままに!おーいおいおいおー!じゃすごーまいうぇーい!」

我「ニュアンスは分かるがwwwwコレはwww酷いwwww」
サ「やべえ、やべえwwwヒデェwwww」
キ「ラップの所バックサウンドなのに笑えるwww」
シ「息が、息が出来ないwwww」

ナ「お前らなあ!こっちは真剣にだなあ!!!」
我「すまんwww」
サ「ひらがな英語がこんなに破壊力があるとは思わなかったなw」
キ「やべーこの後何歌っていいかわからねえ〜w」
シ「これ以上の物を歌わなければならないのかwプレッシャーだなw」
ナ「何でだよ!普通に歌えよ!ほら我愛羅!」
我「俺かwどうしようw」
サ「また替え歌にしろよw」
キ「アニソンにしろよ、おもしれぇからw」
サ「またかよ!」

我「決めた。マジ〇ガーZにする」

サ「だから何で古い奴なんだよ!!wwwww」
キ「お前幾つだよwww何で親父世代の歌ばっかチョイスすんだよwww」
我「父親世代だとなごり雪とかじゃないか?」
ナ「マジレスすんなよw」
シ「とりあえず俺らも決めようw」
サ「俺は次Janne Da Arcにするぜ」
キ「お前そっち系等好きな!」
シ「では俺はム〇キングで…」
キ「何の張り合いだよ!」

とかなんとかやりつつ、この後はアニソンだったりV系だったりロックだったりひらがな英語歌ったりして遊び倒す面々なのでした。(笑)

一応書きたいところだけ書いておく。(`・ω・´)(笑)


我「大きな声でピリカピリララ〜♪」
サ「おジ〇魔女かよwwww」
キ「だからチョイスwww」
シ「しかも女の子向けwww」

シ「妖怪ウォッチッチ!!」
ナ「やべえwメロディが頭から離れねえってばよwww」
我「ヨーでるヨーでるヨーでるヨーでる…」
サ「洗脳されてやがるwwww」

キ「無限大な夢のあとの、やるせない世の中じゃ〜♪」
サ「そうさ愛しい、想いも負けそうになるけど〜♪」
ナ「サスケノリノリじゃねえかw」
シ「歌えるアニソンがあってよかったなw」

ナ「一万年と二千年前から愛してる〜!!(超裏声)」
キ「ぶわはははははwwww声カッスカスじゃねえか!」
我「外れてる外れてるw音が、外れてるぞナルトwww」
サ「キーッ!ってなってるじゃねえかw」
シ「るーのとこがるフゥーって聞こえるのがウケるwww」
ナ「だってwww高ぇんだもんよwww」
キ「じゃあ何でいれたんだよwww」


とかってたらいいんじゃないかな。(笑)
個人的には我愛羅くんにはカオスな選挙区をしてほしいです。(笑)
おジ〇魔女とかプ〇キ〇アとか、ヤ〇トとかマ〇ンガーZとか泳げたいやきくんとかwww節操ない感じで。アニソンじゃない楽曲ならなんだろうなぁ…洋楽かなぁ〜。
あ、宇宙戦艦ニートはニコニコ動画のいさじさんが歌われてる替え歌から取ってきました。(笑)ご存知の方はお友達になりまs(ry

サスケはV系なイメージ。でも流行の曲しか歌わない感じ?マイナーなのは避けそうだな、って。何気に皆の反応気にしそうだし。(笑)
アニソンはそんなに知らないからそれこそア〇パ〇マ〇とかド〇え〇んとかしかまともに歌えないっていうか、知らない。

シノは意外と色々知ってるっぽいかなーと。古いのとかも普通に聞いてそう。アニソンもCMとか店舗とかで流れてたら自然と覚えそうなタイプだし。ってことでこんな感じに。^^

キバはロックかなぁ〜、と。ベースよりギター派な感じ。ノリがよければそれでOK!みたいな。
でもバラードとかも気持ち込めて歌いそう。ただ皆聞いてないwww
キ「俺の歌を聞けーっ!!」

ナルトはそのまんま。(笑)
歌いたいものを好きなように歌うのがナルト。アニメも洋楽も関係ない。好きだと思ったら聞く、歌う。ただこれだけっていう感じ。
そういう意味ではナルトも幅広いかも?
まぁ勝手なイメージなんですけどもね。(笑)


ここまでお読みくださりありがとうございました!m(_ _)m




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