小説
- ナノ -




突然の雨にびっくりして雨宿りしてるサクラちゃんのところに自分の傘だけ持って迎えいに行く我愛羅くんください。

サ「迎えに来てくれたのは嬉しいんだけど、何で笠一本なのよ」
我「仕事帰りだから」
サ「…あ、そう…(別に故意なわけじゃないんだ)」
我「あと二本だとお前と歩くのに距離が空くだろう。それが好かん」
サ「…そう…(ああもう…バカ…)(照)」
とかやってる二人ください。いやマジで。

相合傘だよ!相合傘で帰るんだよ!!おーうちーにかえーろーーーーーーー!!
雨宿りする時しゃがんじゃうサクラちゃんとか可愛いと思います。
対する我愛羅くんは相変わらず腕組んで黙って空見上げててほしい。願望。


娘ちゃんの髪の毛結ぶ我愛羅くんとか可愛いな…
その延長でママサクラちゃんの髪の毛も結んであげたりな…
幸せか…_(:3」∠)_

妹「おとーさま!今日は二本がいいー!」
我「分かった。じっとしてるんだぞ」
妹「はぁーい!」
サ「あ、今日はツインテール?いいなぁ、可愛い!」
妹「おかーさまもする?」
サ「うーん、お母様短いからできないかなぁ」
我「では一本に纏めてやる」
サ「え、結んでくれるの?」
我「ああ」
妹「んー…じゃあおかーさまとおそろいがいい!」
我「じゃあ一本だな」
妹「はぁーい」
サ「ふふ、おそろいかぁ」
我「できたぞ」
妹「わぁい!おとーさまありがとう!」
我「さ、次はお母様だぞ」
サ「んふふ、よろしくね、おとーさま」
我「はいはい」
とかやってな!嫁の髪結べる幸せ!!

マ「あれ?サクラさんその髪飾り素敵ですね!」
サ「え?髪飾り?」
マ「はい!すごい大人っぽい雰囲気で…って、ご自分で結ばれたんじゃないんですか?」
サ「あー…実は彼に結んでもらったのよ…」
とか言って実はこっそり髪留めプレゼントしてる我愛羅くんとかな!愛妻家か!そこ代われ!!!

妹「おかーさま気づいたかなぁ?」
我「気づいてなくてもいいよ」
妹「いいの?」
我「うん」
妹「なんで?」
我「つけてる姿を見られるだけで嬉しいから」
娘に惚気る阿呆親父。
因みにお兄ちゃんはアカデミーに行ってます。(笑)

妹「っていうことがあったのよ!」
兄「へー…(げんなり)」
妹「おとーさまって本当おかーさまのこと大好きね!」
兄「本当にね…(だから帰ってきた時すでに新婚みたいな空気になってたのか…)」
妹「今日もらぶらぶねー」
兄「じゃあ今日はお兄ちゃんとお風呂入ろっかー」
できた息子です。

サ「もう、あんな渡し方されたら気づきにくいじゃない」
我「だが気づいたんだろう?」
サ「うっ…そ、それはマツリちゃんが教えてくれたからで…」
我「俺はお前がそれをつけてる姿が見られるだけで十分だったからな」
サ「うぅ〜!このタラシ!スケコマシ!大好きだバカ!」
ただのバカップル…

我「そういえば子供たちは?」
サ「あ…そういえば…お風呂かしら?」
我「気が利く子供たちだな」
サ「やだもー。そういうこと言うから最近お兄ちゃんがなまぬるいーい視線で見てくるんじゃない」
我「仲が悪いよりよかろう」
サ「そーだけどー…」
とか言いながらぴったりくっついてたり。

サ「何だかいくつになってもあなたに甘やかされてる気がする…」
我「そうか?」
サ「そうよ。何か貰ってばっかりっていう感じ…」
我「俺だって同じだ」
サ「えぇ?私何もしてないわよ?」
我「いや、いつも沢山のものをもらってる」
サ「んー…ちゅーしか思い浮かばないんだけど…」
我「それもあるがな、子供たちを産んでくれたことや俺を選んでくれたこと、傍にいて笑ってくれること、全部ありがたいし、幸せだと思う」
サ「…それは卑怯だわ、私だって同じだもの」
我「これからも傍にいてくれ」
サ「しょーがないわねぇ。私じゃなきゃダメなんでしょ?」
我「ああ、ダメだな」
サ「じゃあこれからも傍にいてあげるわよ。しわくちゃのおじいさんになっても傍にいてあげる」
我「そうか。それは心強いな」
サ「だからあなたも離れて行っちゃダメよ?」
我「離れるものか。お前が傍にいてくれるなら、俺もずっとお前の傍にいよう」
サ「ふふ、何だか二度目のプロポーズみたい」
我「安心しろ、来世で会ってもまたプロポーズしてやる」
サ「うふふ。じゃあ楽しみに待ってるね」
我「ああ、迎えに行くからその間他の誰にも捕まるなよ?」
サ「えぇ?どーしよっかなぁ。あんまりにも遅いと浮気しちゃうかもよ?」
我「む、それは困るな」
サ「うふふ。だから早く迎えに来てね」
我「ああ、必ず見つけて逢いに行く」
サ「うん…ずっと待っててあげるわ」
我「ありがとう」

兄「(うーわー…超入りづれえ…)」
妹「いちゃいちゃしてるー」
兄「見ちゃいけません」
苦労人の片鱗がすでに出ている兄齢十歳。(笑)

サ「あ、お兄ちゃんお風呂あがったの?」
兄「うん…(あーやっと気づいてくれた…)」
妹「あたしもいるよ!」
サ「一緒に入ってたの?」
妹「うん!」
我「そうか。すまないな(兄の頭なでなで)」
兄「…別にいいけど…(照)」
妹「おとーさまとおかーさまは?」
兄「(聞くなよバカ!)」
我「一緒に入るか」
サ「何で断定系なのよ」
我「嫌か?」
サ「そーいう聞き方ってずるいと思わない?ねぇ?」
兄「僕にふらないでよ…(めんどくせぇ…)」
妹「おかーさまイヤなの?」
サ「い、いやじゃないけどぉ〜」
我「じゃあいいだろう。ほら、行くぞ」
サ「あ、ちょっと待って着替え…!」

兄「…はぁ〜…まったくもう…」
妹「う?」
兄「仲がよすぎるのも困るよね」
妹「うー?」
兄「…お前もいつか分かるよ…(頭なでなで)」
そのうち悟りを開く兄妹なのであった。(笑)



夫婦で任務に出ることになって、何故か女装させられる我愛羅くんください。(強制的我愛子)
百豪の術もなしに女装させられることに激しく抵抗するんだけど、淑女系だから大丈夫!とか訳わからん説得されて抵抗虚しく女装させられる我愛羅くんが欲しい。

我「…俺がこの格好をする必要があるのか…?(どんより)」
サ「しょうがないじゃない。相手が淑女好きなんだから」
我「だからってこれはないだろう…俺を幾つだと思っている…」
サ「何よ。夜の方はいつも元気じゃない」
我「やめろ」
とかやってる二人な。あほかわいい。



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