小説
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サ「ううん、(咳き込む)」
我「?痛むのか?(のど飴コロコロ)」
サ「うん、ちょっとね」
我「サクラ」
サ「うん?な、むぐっ?!(コロン)」
我「おすそ分け」
サ「…!!バカ!我愛羅くんのバカ!!(真っ赤)」
我「(可愛い)」




サ「ねぇあなた、今日はハグの日なんですって」
我「ほう(ぎゅう)」
サ「あはは!聞いた途端実行するのもあなたらしいわねぇ」
我「何だ、催促ではなかったのか?」
サ「んー、どうかしら?」
兄「あー!おとーさまぎゅーしてるー!」
妹「ずるーい!」
サ「ほら、皆ぎゅってして!」
我「(幸せだなぁ…)」
兄「おとーさまもぎゅー!」
妹「ぎゅー!!」
サ「んふふー、幸せね」
我「ああ、全くだ」
…幸せ家族ううううう

我「俺の妻が本気で可愛い」
カ「唐突すぎじゃん」
テ「幸せすぎてやばいってか?」
我「今が幸せすぎてこの先不幸にしかならないんじゃないかと思うぐらいに幸せだ」
テ「いや、多分お前の不幸ゲージ昔で使い果たしてるだろ」
カ「じゃあ大丈夫じゃん」
我「…そうか…(じーん)」
仲良し姉弟


我「サクラ」
サ「なあに?」
我「愛してる(ぎゅっ)」
サ「んふふ、やあねぇ突然。どうしたのよ」
我「我慢できなくてな」
サ「うふふ。そう。私って幸せ者ね。私もあなたを愛してるわ我愛羅くん」
我「ああ…そうか…(死ぬほど可愛い)」
兄「なかよしー!」
妹「なかよちー!」

兄「あいちてる!」
妹「あいしてゆ!!」
サ「あはは!私もあなたたちのこと愛してるわよ!」
我「ああ、俺もだ」
兄「わーい!」
妹「あーい!」
サ「やだもう私たちの子本当に可愛い!!」
我「目に入れても痛くないな(全員ぎゅっ)」

私たちの子っていうのがツボな!な!!


−そして居酒屋なう−

我「…ということがあってだな」
ナ「そうか…幸せそうでよかったてばよ…」
サス「つーかな、俺達の前でそういう話を堂々としてんじゃねえよ!」
我「どうでもいいがこの酒美味いな」
サス「俺の話を聞け!!」
ナ「やべー酔ってきたー…ぐらぐらする…うぇ」
サス「やめろバカ!」
苦労人一名

ナ「つかサスケよぉ、今更嫉妬しても無駄じゃね?二人が幸せなら別にいいじゃんそんな怒んなくても。大人げねえってばよ」
サス「誰が嫉妬なんかするか!俺はそういう内事情を易々と口にするなって咎めてるわけで…」
我「すいません、この酒もう一本」
サス「だから俺の話を聞けよ!!」

我「何を言う。幸せのおすそ分けに来てるんだから有難く受け取っておけ」
サス「何だよその上から目線…つーか俺が幸せじゃねえって言いてえのか?」
ナ「え?お前今幸せなの?定住できる家ねえのに?」
サス「別に幸せでも不幸でもねえよ!旅してんだから家なんぞいるか!」
我「寂しい奴だな」
サス「喧嘩売ってんのかてめえ」
我「まさか」
ナ「うははは、我愛羅コイツに何言っても無駄だってばよ。未だに“俺は鷹だ(キリッ)”って言い切るやつなんだからよ!」
我「笑止」
サス「やっぱてめえら喧嘩売ってんだろコラ!!」
我「まぁ飲め」
サス「言われなくても飲む…ってお前一人で何升空けるつもりだよ?!」
我「ん?まだ二升だが…」
ナ「ぶはははは!お前肝臓どうなってんだよ!!!」
サス「笑ってねえで止めろよウスラトンカチ!」
我「俺はまだ酔ってないぞ?」
サス「蟒蛇にもほどがあるだろ!」
ナ「あー、お前普段家でもそんなに酒飲んでんの?」
我「ん、いや家ではサクラも一緒だからな。こんなにハイペースでは空けんぞ。子供たちもいるしな」
サス「サクラも飲む方じゃねえかよ…」
我「ああ。だから基本一週間で二升だな」
サス「十分ハイペースじゃねえか!!」
ナ「ぶははは!!」
サス「酒代に金かけすぎだろ…」
我「だが飲まない時もあるからな。互いに忙しい時や子供たちを寝かしつけた後にあれそれする時は控える」
サス「そんなこと聞きたくねえよ!」
ナ「え?仕事終わりでイケんの?何発位?」
サス「てめえは何を聞いてんだ酔っ払い!!」
下トーク開始。

我「そうだな…大体俺がモガッ」
サス「言わせねえよ?!(口抑えてる)」
ナ「でも火ィついちまったら割といけるよなー」
サス「てめえも参加してんじゃねえよ!」
我「サクラは結構イかせるがな」
ナ「やだエッチー!!」
サス「お前らもう黙れよ!つーか強制的に黙らせるぞ!!」
我「やだサスケくんエッチー(棒読み)」
ナ「ぶははははきめええええ!!!」
サス「よし分かった、お前らマジで一旦表でろ」
我「何だ、奢ってくれるのか?」
ナ「マジで?!ゴチでーす!」
サス「ざけんな!てめえら食いすぎなんだよ!三十超えてんだからちょっとは控えろ!」
我「塩分を?」
ナ「余分三兄弟www」
サス「てめえら…マジで俺を怒らせたいわけだな…」
我「お前は三十を超えても短気だな。むしろ今の方が導火線短くないか?」
ナ「遅れてやってきた反抗期ってやつだよ」
我「ああ」
サス「納得すんな!」
我「では今の俺は性春だな」
ナ「ド下じゃねえかwwww」
サス「…サクラ…なんでお前こんなやつと結婚したんだ…」
我「たまにサクラと二人でエロトークするぞ?」
ナ・サス「マジで?!」
ナ「え?!サクラちゃんもすんの?!」
我「するぞ。アレがいいとかコレはやだとか」
サス「…サクラ…(ズーン)」
ナ「あ、サスケ死んだ」
我「合掌」
ナ「へー、でも意外。サクラちゃんお色気の術とかに厳しかったからよ」
我「お前のあれは公開セクハラだろう。あれと一緒にするな」
ナ「失礼だな、あれは男の憧れだってばよ」
我「サクラに惚れてたのにか?」
ナ「あー…いやそりゃあまぁサクラちゃんでも想像はしたけどさ…」
我「そうだろう」
ナ「…実際どうなの?サクラちゃん」
我「最高だな」
サス「お前らSHINEYO!!!」
我「お。起きたか」
ナ「今の復活の呪文か何かか?」
サス「ざけんな!つーか堂々とド下ネタ繰り出してんじゃねえよ!!」
我「しょうがない。男だからな」
ナ「しゃーねえじゃん。男なんだからよ」
サス「本当に何でサクラがてめえを選んだのかがわからねえ…」
我「男前だからじゃないか?」
ナ「自分で言うなしwwwww」
サス「うっせえよ眉なしが!」
我「むっ、全世界の眉なしに謝れこの野郎」
ナ「実は気にしてたwwww」
サス「てめえらクソめんどくせえ…」
我「…サクラに会いたいな」
ナ「早えよwww今日はサクラちゃんたちも女同士で飲みだろ?」
我「まぁな。先にご実家に帰るのは少々気が引ける」
サス「あ?宿とってねえのかよ」
我「ああ。お義母さんから木の葉に来た際は家に来いと言われているからな」
ナ「子供たちも預けてんのか?」
我「ああ。今頃お義父さんとお義母さんが相手をしてくれているだろう」
サス「理解のある親御さんでよかったな」
我「まぁな。だがヤる時は宿を借りろと言われたときはたまげたが」
サス「ぶっほお!!」
ナ「それ絶対サクラちゃんの母ちゃんだろ、言ったのwwww」
我「ああ、よく分かったな」
ナ「あの母ちゃんだいぶあけっぴろだもんなー」
我「さすがにその時はサクラが切れたがお義父さんは苦笑いするだけだったしな」
サス「あー…親父さんも苦労してんな」
我「ああ。まぁ後でいい宿を紹介してもらったがな」
ナ「してもらったんかよ!!」
サス「ちゃっかり聞いてんじゃねえよ!!」
我「しょうがないだろう。本能だ」
ナ「ぶはははは!!お前マジ性春謳歌してんだなwww」
サス「…お前ら…」
我「男の性だ。それに惚れた女を悦ばせるのは男の愉しみだろう」
ナ「お前が言うとクソ生々しいなwww」
我「まぁ木の葉に来る前にヤっては来たがな」
ナ「カミングアウトwww」
サス「だから聞きたくねえつってんだろ!!」
ナ「因みに何ラウンド?」
サス「聞くなウスラトンカチ!」
我「三」
サス「てめえも答えてんじゃねえよ!!」
ナ「元気だなー」
サス「てめえは爺かよ…」
ナ「あ?!まだ枯れてねえよ!」
サス「そこじゃねえよ!!」
我「食いたくなってきた」
ナ「あ?何をだよ」
サス「だから聞くな!」
我「バカか。サクラに決まっているだろう」
サス「ほらな!」
ナ「だよなー!言うと思ったってばよ!」
サス「じゃあ聞いてんじゃねえよバカか!」
我「サクラ…」
ナ「ホームシックみたいになってんじゃねえかwww」

サ「んふふー!呼・ん・だ?」
三「サクラ(ちゃん)!!」

い「はぁーい!男ばっかでむさくるしいだろうから遊びに来て上げたわよー!」
テン「ってうーわー、めっちゃ酒飲んでるじゃん。てか我愛羅飲みすぎ!!」
我「来たのか」
サ「そうよ。嬉しいでしょ」
我「ああ、最高だな」
サ「うふふ」
サス「早速いちゃついてんじゃねえよ」
い「見せつけてくれるわよねー、ね!サスケくん!」
ナ「あーあーもうごちそうさまって感じだってばよー」
テン「まぁまぁ、二人が幸せならそれでいいじゃない」
我「ありがとうテンテン、お前はいい女だな」
テン「え?!」
サ「気にしないで、素だから」
ナ「ナチュラルに口説いてんじゃねえよw」
我「(ハッ!)ち、違う、そういう意味では…!」
サ「はいはい。分かってるから心配しなーいの」
我「…そうか(ほっ)」
い「ふーん。意外とサクラって良妻なんだ」
サ「意外って何よ、失礼ね」
我「ああ、よくやってくれてるぞ」
サス「惚気かよ」
サ「で?何の話してたの?」
男「(ギクッ)」
い「どーせこの時間帯なんだから下ネタでしょ?」
テン「どうやら図星みたいね」
我「…すまん」
ナ「だはは…やっぱ俺達男だからさぁ…」
サス「言っておくが俺は被害者だからな!参加してねえぞ!」
サ「いや別に誰も疑ってないけどさ」
ナ「まぁ普通の下ネタから我愛羅がサクラちゃんに会いてえなぁ、ってぼやきだしたのがさっきな」
い「やだラブラブー!」
テン「サクラ超愛されてるー!」
サ「ちょ、やめてよ二人とも!」
ナ「(サクラちゃんとヤれてんのかー…いいなぁ我愛羅…)」
我「やらんぞ(ジロリ)」
ナ「うぇ?!(ビクッ)お、俺まだ何も言ってねえってばよ…」
我「何年の付き合いだと思っている。貴様の顔を見れば何を考えているかなどすぐに分かる」
サス「まぁ鼻の下伸びてっからな」
ナ「うっせえ!男の性だってばよ!」
い「何喧嘩してんのよ、うっさいわね」
テン「本当。まだ下ネタ話す気?」
我「いや…女性の前で話すのは気が引けるな」
ナ「おいおーい!掌返すの早すぎんだろ!」
サス「てめえだけいい顔しようとしてんじゃねえよ!」
我「む、誰もそんなことは考えていない。サクラたちに不愉快な思いをさせるのは本意ではないと言っているんだ」
い「へー、意外とフェミニスト」
サ「ふふ」

テン「ま、どーでもいいけど早く飲み見直しましょ!皆明日休みでしょ?」
い「そうよね!サクラたちはどうすんの?家族で木の葉観光?」
サ「んー、そうねぇ…(ちらり)」
我「…(お義母さんたちに頼んでデートでもするか?)(アイコンタクト)」
サ「(本当?じゃあ温泉にでも行こっか)」
我「(構わんぞ)」
サ「うーん…まぁどうするかは明日決めようかな(ニッコリ)」
い「(うーわー…未だにアイコンタクト健在してるわ…)」
テン「(あの一瞬で何を話したのかしらね…)」
ナ「(いいなぁ我愛羅)」
サス「(…帰りてえ…)」

我「すいません、酒追加で」
サス「まだ飲むのかよ!!」
ナ「つまみも頼もうぜ」
我「サクラ、アレあるぞ」
サ「え、本当?じゃあ頼もうかな」
ナ「はいはいごちそうさんでーす」
い「お腹いっぱいでーす」
我「は?」
サ「へ?」
テン「無意識か…」サス「見せつけてんじゃねえよ」
我「何だ、羨ましいのか?」
サス「お前マジでぶっとばすからな?!」
サ「ところで我愛羅くん」
我「ん?」
サ「子供たちはお母さんに預けてきたんでしょ?」
我「ああ」
サ「帰り時間とか約束してる?」
我「いや?特にはしてないぞ。鍵ならお前が持ってるしな」
サ「ふーん…そっか」
我「…」
サ「…」
い「どうしたのよ二人とも」
サ「え?何でもないわよ」
我「…これを空けたらそろそろ出るか」
サス「やっとかよ…つーかお前普通に飲みすぎだろ」
我「心配ありがとう。だが酔ってはいない」
サス「誰も心配してねえよ」
ナ「などと犯人は供述しており」
サス「やめろ!」
テン「本当仲いいわよねー、こいつらって」
い「悪友っていうかバカよね」
サ「まぁまぁ。楽しそうなんだからいいじゃない。普段は皆大人ぶってるんだし」
い「いや、今一番あんたがバカにしてたでしょ」
テン「さらっと毒吐いたわよね」
ナ「そこがスパイシーで魅力的!」
我「セクシーでキュートだな」
サス「いい加減にしろよ酔っ払い!!」
サ「はいはい」
い「何て言うか我愛羅くんも結構ボケるわよね。意外だわ」
テン「ボケるっていうか天然なのよね」
サ「うん。あの人素であれだから」
ナ「セクシーキュートが輝くサクラちゃーん!」
我「月に代わっておしおきされるわけだな、俺に」
サス「もうやめろ!!」
い「ダメだこいつら」

なんやかんやでお開き

ナ「んあー!ちょっと飲みすぎたってばよ」
サス「二日酔いになっても知らねえぞ」
我「今日は楽しかった」
サ「そうね」
い「サクラたちも二日酔い気をつけなさいね?子供たちにバカにされるわよー?」
サ「大丈夫よ!これぐらいで酔うほど軟じゃないわ」
テン「じゃあ今日はこれでお開きってことで!それじゃあね皆!」
ナ「おう、おやすみー」
サス「じゃあな」
い「皆またねー!」
サ「皆気を付けてね、おやすみ」
我「またな」

サ「…さて、と」
我「行くか」
サ「どこに?」
我「宿」
サ「うふふ、やっぱり考えることは一緒か」
我「当たり前だ。腹がすいて敵わん」
サ「あれだけ食べたのに?」
我「足りんな」
サ「あなたって意外とよく食べるわよね」
我「健康でいいだろう」
サ「健康すぎるのも考え物だけどね」
我「不満か?」
サ「秘密♪」
我「…泣かすぞ」
サ「搾り取ってあげるわよ」
我「それは楽しみだな」
サ「だって私今日あんまり飲んでないんだもの。途中で寝たら承知しないんだからね」
我「朝までコースか…頑張れるかな…」
サ「あはは!バカね冗談よ。だって明日は温泉だもーん!」
我「部屋風呂もいいが露天もいいな」
サ「でもやっぱり露天は女将さんのところよねぇ」
我「そうだな」
サ「今日はたーっぷり遊んであげる♪」
我「ほう。いい下着でも買ったか?」
サ「あー、セクハラー。んふふ、でもいいわよ。あとで見せてあげる♪」
我「それは楽しみだ。燃えてくる」
サ「あはは、あなたって結構エッチよね」
我「お前に対してだけだがな」
サ「んふふ♪」

そしてこの後…略。
この後サクラちゃんが我愛羅くんの顔面跨いでスカートたくし上げるわけだな、分かりま…おっと誰か来たようだ。
ていうか顔跨いだら見えるじゃねえかって思ったけどまぁいいや。


サ「んふふ♪見たい?」
我「ああ」
サ「どーしよっかなぁ…可愛くおねだりしてくれたら見せてあげる」
我「ふむ…見せてほしいにゃん?」
サ「ぶっ!あははは!すっごく可愛くない!でも可愛い!」
我「どっちだ」
サ「んふふ、いいわよ。見せてあ・げ・る♪」

いやーん(・∀・)


我「…絶景だな…」
サ「最高?」
我「ああ」
サ「まだ触っちゃダメよ」
我「…興奮してくる」
サ「じゃあもっとエッチな気分にしてあげる」

あははーんいい湯だなーあははーん(-∀-)

強精終了!(笑)


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