岸辺露伴

岸辺露伴ルーヴルに行く
を、昨日仕事終わりに見てきました！！

元々『ジョジョの奇妙な冒険』では一二を争うレベルで露伴ちゃんが大好きなので、今回の映画が本当に楽しみで仕方なかったです。
原作はかなり昔に刊行されてて、手元にもあるのですが、それはそれとしてという感じで見てきました。

いやー、面白かった。

今月、というか先週ぐらいからかな？
なんかすっごい忙しくて、嫌なこともあって、精神的にものすっごく打撃受けてて、昨日も休憩時間に泣きたくなったり吐きそうになったりしながら仕事してたんですけど、

『今日は露伴ちゃんを見に行くんだ！』

という気持ちを強く持って乗り越えた後だったので、本当に見られてよかったです。

と言ってもね、最初に予約していた時間にはちょっと間に合わなくて（仕事が長引いてしまったので）一回キャンセルして、次のレイトショーで見たんですけど、諦めなくてよかったです。

本当露伴ちゃんに会うためだけにこの数日間頑張り続けてきたので、やっぱり『推しの存在』って偉大だなぁ。と実感しました。
本当にね……。しんどかったんですわ。仕事が。
うん。何回も辛すぎて泣きそうになったけど、その度に「露伴ちゃんに会える露伴ちゃんに会える」と思って乗り越えました。
だって露伴ちゃんに弱い自分で会いたくなかったので。

私が『岸部露伴』を好きな理由は色々あるんですけど、一番は『確固たる“自分”というものを持ち、決してブレないところ』なんですよね。
勿論場合によっては頑固者にも見えるし偏屈、屁理屈、詭弁を口にしているようにも見えます。好奇心の塊なので愚かにも見えるし奇人・変人にも見えるところがあります。

それでもやっぱり『己』というものを一切譲らずに、どんな苦境に立たされても自我を喪わない、自分が『岸部露伴』であることの自信と誇りを持ち続ける露伴ちゃんがすっごく輝いて見えるんですよね。

だからそんな露伴ちゃんに会いに行くのに「仕事つらいよう（泣）」なんて言ってる自分では絶対にダメだと思って。
弱々メンタルのまま見に行っても自分が情けなくなるだけですし、心の中にいる露伴ちゃんから「君、そんな状態で僕の話を見るつもりかい？」って言われそうで。笑

だから絶対に負けねえぞ。って気持ちで踏ん張って仕事した後に見に行ったので、なんだかより映画館で露伴ちゃんを見られた時に嬉しくなりました。

元々映画が決定になった時も嬉しかったんですが、なんというか……。感動もひとしおと言いますか。すごく嬉しかったですね。
絶対に公開初日に見たかったので、帰宅が日付変わる前になっても行ってよかったと思いました。

でもその反動なのか今日はほぼ丸一日寝てました。笑

マジで全然起きられなかった。
朝は普通に、いつもよりちょっと遅くはありましたけど起きたんですよ。だから「あ。思ったより疲れてないのかな？」と思ったんですが、そんなことはなかったです。
昼過ぎから夕方まで爆睡してました。笑
こんなに寝たの久しぶりすぎて自分で笑っちゃったんですけど、その分体は楽になりました。
多分レイトショーで無理した、というより、ここ二週間ほどの激務で心身共に限界だったのかもしれません。今は色々とスッキリしているので、今日一日しっかり休んでよかったな。と思っています。


何気に創作で悩んでいるというか、ちょっと人に言えない醜い感情がとぐろを巻いてモヤモヤしていたので、創作に関してはちょっとアレなんですが、このタイミングで露伴ちゃんを見に行けてよかったです。

原作とは色々と違う部分は多かったですが、邦画としての完成度はめちゃくちゃ高いと思います。
ただシリーズというか、『岸部露伴』を知らない一般の人が見ると「これは原作を知らないと楽しめない話かもしれないなぁ」なんてことも思いました。
ファンが見るからこそ楽しめる、みたいな。

まあ『公式スピンオフ作品』って言われているから原作知らないとわけわからん状態になるのは無理のない話なんですが。

あとは蜘蛛が苦手な人は絶対に無理な話だと思います。最初から最後までいたるところで出てくるので。

他はグッズがね、欲しかったんですけどパンフレットと他の物品が少ししか販売していなくて。
公式サイトでも軒並み完売していたので、残っているものだけオンラインショップで購入予約してきました。
いやー、露伴ちゃん本当よかったです。

動かないシリーズの中でも特にホラーとミステリーが綯交ぜになった作品ですので、それをしっかりと生かしたストーリーになっていて最高でしたし、なによりどのシーンを切り取っても絵が美しくて最高でした。
ルーヴルの美しさは圧巻ですしね。カメラワークの良さ、そして制作陣と演者たちの作品やキャラクターに対する愛情と熱意が感じられるいい作品でした。

仕事頑張ってよかったなぁ。とつくづく思いました。


<<　>>