サクメモ | ナノ
親戚鉢屋くん

2012/01/05

親戚に三郎おじさんというそれはもう素晴らしい名前のお方がいるらしいのですが、私は彼について全くと言って良いほど無知なので脳内で好き勝手させていただくことにしました。

ということで、親戚の年上の鉢屋くんと年下の女の子のお話。近すぎず遠すぎない関係の親戚さん。年の差は…うーん、高校生と30前後くらい?10〜15歳差で!

女の子がまだ小さい頃
「三郎おにーさん!」
「どうした、――ちゃん」
「私、三郎おにーさんのこと大好きだよ!」
「そっかそっかあ。じゃあお嫁さんに来る?」
「…!本当?うそつかない?」
「つかないよ。なんなら指切りしようか」


女の子はそれを今でも覚えていて、
小さい頃の私大胆だったなあ…。まああっちは当然覚えてなんかいないんだろうけど。
みたいな。女の子は今でも鉢屋くんのことが好き。憧れ≦恋愛感情。どうせ叶わないんだからそろそろ諦めようかな、ってときに身内の結婚式で久しぶりに鉢屋くんに会う。

「久しぶり。しばらく見ない間にまた可愛くなったな」
「そそそそんなこと…!(これはお世辞これはお世辞これはお世辞!)あ、あの!三郎さん、」
「うん?」
「あの…その、三郎さんは結婚、しないんですか?」
「ああ、だって――がお嫁に来てくれるんだろう?」

ちゃっかり覚えていた鉢屋くん。そこから結婚を前提にお付き合い(笑)的なことをしてくれたらいいと思います。長編かシリーズで書いてみたいです。



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