(6)
再び真剣プロポーズのターン。
っていうか今まで何度となく告白したしプロポーズしたけどその度にはぐらかされてきて、それを許してきたのも自分なんだけどそろそろ我慢できなくなっちゃったマルコさん。 でもこの時もたぶん、困るエースを見ながら「いや、やっぱいい。忘れてくれ。」とか言っちゃうんじゃないかな! 「困らせて悪かったよい」 とかいって伝票持って出て行くのだ。 エースは迷いながらも、今マルコに帰られたくはなくて思わず裾とかを引っ張っちゃえばいい。 「え?」 「……え…?あ、」 無意識エース。ぱっと離しておろおろしてると、マルコの手が頭にポンと置かれて。 「今日、終わり何時だい」 「…ひ、7時」 「また迎えに来る。」 そう笑って店を後にするマルコさんでした。 ていうか送り迎えしてんのに付き合ってないのか、とかな。都合いい男みたいかな。 でもマルコが好きでやってるわけだし、実際エースもマルコが好きなので…ただ答えを出せないだけでね、はい。お互いがいいならいいですよ。
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