喫茶店 | ナノ

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初めて恋愛するガキじゃあるまいし

なんでこんな小さな一歩に臆病になっているのだろう



――――――
エースくん、とうとう自覚をし始めるの巻。

それにしても今まであんなにプロポーズされといてまだ自信がなかったのか…報われないなマルコ…

でもまぁ二人とも、自分が傷つきたくないんじゃないかな、と思います。
マルコは、自分はエースより年上だし社会的地位もあるし、もしエースが受け入れてくれたとして、それが冗談だったらどうしようとか、もし本気でも何年自分について来てくれるのかとか、それが不安で仕方なくてなかなか踏み出せない。
好きだからってがむしゃらに進んでいけるほど若くもないですよマルコさんは。
エースは、マルコ好き=おれはホモなのか?とか悩んでしまって、そんなん知られたら友達とかにも嫌われちゃうんじゃないかなー、とか、そもそも男として好きなのか人間として好きなのかもわからないし、自分の気持ちがはっきりしないまま付き合ったりしたらマルコに申し訳ない、と思っている。
あとどう転んでもこの関係が崩れてしまいそうで怖いんでしょうね


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