きのしゃの坂田が素敵過ぎたので | ナノ

坂田がウィルスに感染しちゃってうさみみ生えちゃって土方が近くにいるだけで万年発情的な坂田に休暇だしもとはといえばそっちの責任なんだから一緒にいろよ兎は寂しいと信じまうんだぞ…!?とかわいこぶる坂田 動物に弱い土方はぺしょんとたれた長いもふもふの耳とお揃いのもふもふした髪の隙間に見えた寂しげに揺れる赤い瞳にジャパニーズホワイト(白に赤目の兎)を連想してしまいうっかり動物虐めてる気分になっちゃう土方。まぁ、元々非番だったし、用も特にねーし、2、3日で治るっていうからそれくらいなら…まぁ、面倒見てやっても……とかゴニョゴニョ言う土方は照れ臭くて顔をそらしていたのでわからなかった。その時坂田がどんな顔をしていたのかー… という前提でお送りします。



「てめ、離せッ」
珍しく明かりのついた土方の私邸。非番以外は屯所で生活している土方がここに帰ってきたのは実に3カ月ぶりだ。しかし暴れる自分の下に敷かれた布団はふかふかと太陽の匂いがしていて。仕事でもないのにここの掃除をしてくれていた男のマメさに感心する反面やはり計画犯だったかと睨み付ける眼光に鋭さが増した。

「無理だって、だってほら、もうこんなに…」

はっは、と息を荒げ後ろからのし掛かる男…銀時は土方の体をいやらしくはいまわる手を止めることなく四つん這いて自然と突き出された土方の双丘に熱く昂った自身をおしつけた。

「な、触ってねーのに完立ちとか」

ゴリゴリと押し付けられるそれは固く育ちきっていて、速く土方の中に入らせろと主張するように脈打ち滴をこぼしていて。土方の顔がかぁあっと赤く染まった。

「俺にも、よくわかんねーんだけどさ、やっぱ普段と、違う…からか?わりー土方、今日余裕ねーわ」
「ヒッ!?」

耳元で熱く囁きながら熱い塊が尻の間、菊座の上をなぞる感覚にぶわ、と肌が粟立った。何度も何度も力強く押し付けられるそれは普段受け入れて入るときの腰の使い方で、頭が羞恥で煮えるかと思うと同時にその熱が今にも慣らしてもいないそこを割り裂いて侵入してくるのではないかという恐怖に土方の喉からひきつった悲鳴が漏れた。

「ッ、ぃじょーぶ、酷いことは、しねーって」

銀時が辛い状態であることは同じ男としてよくわかる。にも関わらず、にっと笑いかける男に胸がつまった。たとえ長くて白いもふもふした耳がぷらぷら揺れてようと文句なしにいい男だと、そう思ってしまった。

「なら、はやくしろ。さっさと終わらせるぞ」

行動に出たのは気紛れだ。
誘うように足を開き、腰をわずかに引き上げた土方に坂田がひゅっと息を飲んだのがわかる。どくりと震え一層固くなった物に正直者めと笑った。滅多にしないサービスだ。ありがたくさっさと続きをくれればいい。

「煽んないでよ、土方。銀さんの理性がザイルでできてるからって」
「何が登山用ロープだテメーの理性なんてティッシュで出来たこより並みだろうが」
「てめ、」

気なんか使わなくていいから、とにかくこいつを一刻もはやく楽にしてやりたい。そんなことをうっかり思ってしまったのも、気紛れということにしておこう。

「早く寄越せっつってんのが、わかんねーのか」
「くそ、思いっきり煽りやがって。どうなってもしんねーぞ。」
「はっ、もふもふの子兎ちゃんに何ができるッでんだよ」


仰向けに転がされ、見下ろす顔をするりと撫でながら挑発的に笑う。
ぶちり、と、何かが切れる音が聞こえたような気がした。

「あ、土方くん、」

ざまみろやっぱこより並みじゃねぇかと笑えば、坂田が不気味な程に爽やかな微笑みを浮かべていて、ぞくりと悪寒が走る

「賢いお前なら知ってると思うけど、兎って、超絶倫らしいんだよね。」

心なしかひきつる目元に、やりすぎたのだと悟る。ヤベーよこれ、まじーよこれ、もしかして:坂田の気づかいへし折って俺自爆ルート?

「そんなに欲しいなら思う存分、俺の気が済むまでとことん付き合ってもらうから。覚悟決めて頑張ってね」
「へ、…ちょ、まっぎ…うぁあアッ!」

斯くして無自覚のうちに強者のプライドを傷つけてしまった土方は、兎の耳引っ付けた肉食獣に一晩中果てようが気絶しようが引き戻され貪られ続けるのであった。

で、こっからがおまけが本編

「で、なんなのこれ」
「テメーが危ないケダモノだってことは十分わかった。いきなり襲い掛かられたりしたらたまんねーから、予防策だ」
朝起きた銀時は違和感に眉をしかめた。素肌をきつめに締め付けるのは黒革のベルト。肘より少し上の辺りで拘束された腕はろくに伸ばすこともできない
「ムラムラするのに土方に触れねーとか、拷問かよ」
「は!?あんだけヤってまだ足りねーのかよ」
「いや、土方のそばにいると、それだけでノンストップムラムラな感じだけと。」
「なら、俺出掛けて…」
「最初にいったろ!?寂しいと死んじゃうって!置いてかないでひーじーかーたーぁっ」
「だーもーうっせー!ならどうしろってんだよッ」
グダグダいい続ける土方に銀時は我が意を得たりと顔を輝かせた
「土方が抜いてくれりゃ、」
「いっそ去勢すっか」
「なーんてね!冗談冗談土方には側にいてほしーなー、なんて」
「…それは、てめーが苦しいだろ」
「でもお前昨日も無理させちゃったし。我慢するってこんくらいへっちゃらだって。…土方と一緒にいれない方がつらいんだよ」
「その………………抜くだけだかんな」
「ありがと。土方(ほんっとにちょろいなーこの子。可愛すぎんだろ)」
「…なんでもうでかくなってんだよ。」
「土方が舐めてくれるから、期待してるんだよ…ほら、おいで?」
「ッ、」
妖艶に笑い舌なめずりしながら己のパンツを引き、徐々にずり下げる坂田から溢れる色香に惹きつけられるように土方は膝を付き、咥内に溢れ出た唾液を飲み込み、舌を伸ばした。



自分のために我慢する坂田に弱い土方さん