から、続きました。 「何してんだお前、病人なら病人らしく寝てろ」 「あれ、土方じゃんなにしてんの」 「てめーが無断欠席したからプリント持ってきてやったんだよ。これ、来週までに保護者のサイン貰ってこい」 「おーけーおーけー」 「…親御さんは」 「みりゃわかんだろ。そんなもんいねぇよ」 「…保護者の方は」 「こんなことで迷惑かけられっかよ」 「看病してくれるダチとか、彼女とかは」 「誰か一人にでももらしてみろ、あいつら俺ん家にクラスで押し掛けるぜ。しかもクラスにまともに看病なんてできる奴がいると思うか?あと彼女なんているように見えんのか嫌みかテメー」 「見えねぇし無理だな」 「…だろ?たかが風邪だしほっときゃ治るっ「馬鹿お前風邪舐めてると死ぬぞッ」 「へ」 「…まぁいい。とりあえずそこ寝ろ。食欲は」 「え、いやねぇけど…センセ?」 「喉は」 「さっきポカリ買ってきたけど…てか先生なにやって」 「チッ病人がフラフラ出歩いてんじゃねぇよ。粥ぐらい作ってやっからこれ貼って大人しく寝てろ(バシ」 「ってぇ…じゃなくて!先生用事済んだろ?プリント渡しただろ?もう用はねぇだろ?さっさと帰れよ」 「こんな状態のお前放っておけるか」 「っ、」 「寝てろ」 「…はい」 「ったく」 「……なぁなぁセンセー、先生看病なれてんのな」 「まぁ、幼馴染みに病弱なのがいたからな」 「…なぁなぁセンセー、先生ねつさましー貼るの上手な」 「お前が下手すぎんだよ前髪ベッタベタだぞどうやったらそうなんだ」 「…なぁなぁセンセー、先生さ、俺が粥食ったら帰っちまう?」 「…どうしてもってんなら、泊まってやってもいいぜ」 「…なぁ、先生」 「…なんだよ」 「おれ…死んじまうのかな」 「お前が風邪なんかで死ぬようなタマかよ」 「せんせ…」 「もう寝てろ。起きるまでちゃんといてやるから」 「かえらねぇ?」 「おう」 「なら、かゆとかいいから、て、にぎっててくれよ。なぁ、ひじかた」 「………しゃあねぇな、起きたら粥ちゃんと食えよ。坂田」 「ん。」 「………………………おやすみ、銀時」 実は銀←土だったりして |