雨の日に | ナノ
梅雨、というか雨の日について。
会話文とかなんかごちゃごちゃしてますすみませんm(_ _)m






蒸し蒸しする空気に苛々した副長さんは巡回途中に雨に降られてびっしょびしょになればいい。


「傘とかいざというときに邪魔になるからささねぇよ」
とか
「第一まだ降りだしてねぇじゃねーかこんなんとっとと行って帰ってくりゃあいいだけの話だろうが。」
的なこと言って屯所出たけど途中から豪雨ドシャー!みたいな。

で、通りすがりの銀髪の死んだ魚の目したイケメソに遭遇するお約束^p^←


「あれれ?多串くんじゃん。何してんの傘もささずに。金魚が脱走して迷子にでもなった?」


歩く電撃イライラ棒な土方くんカッチーン(笑)


「誰が多串だ誰が」
「いいか、まず金魚は脱走したり迷子になったりしねぇ」
「傘ささねぇのは当たり前だろ」
「こちとらいつ如何なる時に命狙われるかわかんねえんだぞ」
「自分で片手封じる奴がいるかよ」
「わかったら退け無職」


淀みなくツッコミ入れる間に銀さん話を聞き流し土方くん観察←


ぽたぽた雫が落ちるほど濡れた黒髪、
不機嫌そうに寄った深い眉間の皺
白通り越して青ざめた肌、
僅かにだけど寒さに震える肩
文句と罵倒を延々と吐き出している唇は紫がかっていて、


「てめ、聞いてンのか」


それでも、常と変わらぬ威勢の良さに、呆れ半分感心半分


「ア?あぁ、聞いてる聞いてる。金魚鉢置き忘れるなんてドジだねぇお前。」
「一個も聞いてねえじゃねえかあああッ!」


うっかり、色っぽいとか、俺がこの手で暖めてやりたい、なんて。


「なぁ、土方くん。」
「あ?」
「うちで雨宿りしてかねぇ?」


お持ち帰り決定/(^q^)\←
相合い傘ですね銀さんがさりげなく自分の方ばっか傾けてきて肩んとこ濡れてるのに気付いた土方くん赤面ですね^^←


「おい!」
「んだようるせぇな。そんなに大きな声出さなくても聞こえるっーの。」
「お前、肩濡れてんじゃねぇか!」
「ア?いんだよこれくらい。どーってことねぇよ。ホラもっとコッチ寄れ。」
「うわっ!?」


さりげなく車道側歩く男前坂田もぐもぐ^p^
勿論神楽ちゃんは妙さん所に遊びに行ってるというタイミングの良さwww

2人きりになったことで土方くんはなんとなくドキドキ。
玄関で言い渡された一言に過剰反応を示すわけですね^p^p^p^


「おら、服脱げ。」
「は、はぁ!?」
「はぁ?じゃねぇよ。風呂入ってこい。風邪ひくだろ。」


着替えも貸すし服も乾かしとく。気付いてないかもしれないけどお前さっきからガッタガタ震えてるからね。見てるこっちが寒いから。わかったら風呂入ってこい風呂。
言いくるめられとりあえず、玄関に上がる前に上着とベストを手渡す土方。


「………。」


銀さんガン見しそうになりながらも慌てて顔を逸らし土方が疑問に思う前に浴室に押し込む(早業)


(………土方って、あんな色っぽかったっけ。)(え、何俺土方に色気とか)(いやいやいや、ないない。)(ない…よな。)(嘘だろ、)


張り付いたシャツに
透ける白磁の肌に
寒さからか微かに主張した小さな突起に
首筋を流れ落ちる雫にさえ


(欲情した、なんて)


自己嫌悪銀さん^p^やべぇちょうおいしい←


「万事屋、風呂もらった。」
「お?おぅ。あ、コーヒーでいい?」
「、サンキュ。」
「あ、携帯うるさかったから出ちまった」
「へ。」
「総一郎君が、『有り難く雨宿りさせてもらいやがれ土方コノヤローむしろいっそ帰ってくんな。』って伝えてって。」
「(帰ったら、からかわれるのか、俺。)わかった。…お、お前も、さっき濡れてたろ。入ってくれば。」
「あー、じゃあそうするわ。適当に寛いでて。」


もじもじすればいいよ可愛いなコイツらうへへ←
銀さんシャワーに行き、改めて銀さんの着流しにドキドキする土方。着替え借りる時にパンツどうする?って問いには真っ赤になりながら「いいいらないっ!」って答えるわけですね^p^匂いとか嗅いじゃいそうだから!←


(嘘みたいだな、もしくは夢、とか。)(まさか、アイツから誘ってくれる、なんて)(心配、してもらえるなんて)(招き入れて貰えるなんて、)(思いもしなかった。)


申し訳程度にテレビを点けて、コーヒーのカップを両手で持ちながら辺りを見渡す土方。ゆっくりと中身を傾けるとじんわりとどこか体の奥に沁みるような温かさで。


(あ、ヤバい)(ここ数日、なかなか寝付けなかったから)(匂いが…)(まるでアイツに抱きしめられているような、)(あり得ない、のに)(あり得ないって、わかってるのに)(でも)(せめて、今だけ、)


うっかり安心というか緊張の糸がふつりと切れた土方はソファで眠りに落ちた。


「土方ァ?…っと、寝てる…?」


すうすうと規則正しい寝息に銀さん溜め息^p^
認めたくはないけど土方に欲情したのは確かだしこの際美味しくいただいちゃおっかななんてこと考えてたんですよコイツ←


「…無防備すぎんだろ。」


呟きながらサラサラな黒髪を撫で回すと小さく呻きながら擦り寄る土方。普段からは想像もできない幼い寝顔に銀さんドキドキ。


「、ん…ぎ、とき…」


そっと手を掴み、その温かさと匂いにふにゃ、とひどく安心したとでも言うように微笑んだ土方。


「……ったく、しょうがねぇな。」


雨が止むまで、だからな。なんて呟いた銀時の頬が、赤く染まっていたことは誰も知らない。



なんてね。←



うん。長いね。そんでもって妄想とSSの区別がつかなくなってきたんだけど(爆)
イメージ的に銀←土だったんだけど、銀(→)←←土な感じ…になったんじゃないかな、なんて(曖昧)
だって←とか(→)とか←←←とかわかんないもn(黙れ)


不憫系乙女思考土方、ちょう好み←
んで銀さんはドキドキムラムラでも男前、的な(わかんねぇよ)

片思い土方はキャラ崩壊するくらい一途だったらいい^^気持ち悪くない程度で思うだけでいい、みたいな。
まぁどうせ段々欲が出てきてしまうんですけどね!←