今更キスの日ぽいの。
短い。一応色々注意
「せ、んどう?!」
頭に唇が当たる感触にアミはバッと振り向く。
「どうした?」
「え、その…」
仙道が足の上に乗れと言ったのはこのためだったのか…いや、きっともっと他にある筈。とアミは眉を寄せ仙道を睨む。
すっぽりと仙道の中に収まっており抱きしめられているため距離が近い。
「髪は思慕」
「へ?」
仙道は次に頬にキスを落とした。
「頬は親愛、厚意、満足感」
「えぇ?」
さっきから仙道は何を言っているのだろう、と頭にハテナを浮かべると仙道はアミを上半身だけを自分と向かい合うように肩を引っ張る。
アミの首を指で撫でやればピクリと肩が震える。それを確認するようにそのまま首筋に唇を寄せた。
「んっ」
「首の筋は執着、喉は欲求だったかな」
唇を首筋から離しそう言うとゆっくり喉に移動して吸い尽く。
少し満足したようでアミから顔を離せば、アミの顔が赤く染まっていた。
「すげぇ顔」
「うるさいわね!イキナリでびっくりしたのよ!」
ククと喉を鳴らしからかってすまないねえとアミの頭をポンポンと撫でればむうと少しだけ頬を膨らます。
仙道は撫でていた手をアミの頬に移動させるとゆっくりとアミの唇に口づけた。
「ん、ねえ仙道?」
「何だい」
「…唇は何なの?」
「あぁ、そうだねぇ唇は……忘れた。」
「えぇ?!!」
酷いと拳を作りポンと軽く肩を叩けば、仙道はその肩に当たった手を掴み手首を唇に引き寄せた。
「手首は欲望だってよ川村アミ」
「は、はぐらかしてない…?」
アミはため息をついて仙道の口にキスをした。
唇は愛情ですよ。
なんかぐだぐだですみません。
2012/05/30
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