4/18のアニメを観てる方推奨のユウヤ×ランの話。

口調行方不明感すごい。











Dキューブの中で青い閃光ののち、CCMの中でブレイクオーバーと言う文字が表示される。

「あーっもー!また負けた!!」

CCMも握る指先に力がこもりランはDキューブから愛機のミネルバを取り出した。

「ユウヤ!もう一回」

「はいはい、一応コーチだからいくらでもつきあうよ。」

「く…悔しいー…」

そう言いながらランは破損が目立つ所にドライバーを差し込む。
ユウヤもDキューブからリュウビを取り出してダメージを受けた所をチェックし始める。

「やっぱりアルテミスファイナリストの称号は伊達じゃないかー…強いねユウヤ」

「ふふ、ありがとう。」

「でも避けまくるしズルい!」

「……。…あはは、ラン君の戦い方はやっぱり空手だね。空手はスピード勝負だからしょうがないけど、LBXはスピード勝負じゃない。それは分かる?」

ランはドライバーの動きを止めて俯くと頬を少しだけ膨らませる。

「分かってる!…けど、それが私の戦い方だもん。」

「うん。悪いとは言ってないよ。決してスピードでたたみかけるのが悪い訳じゃない。たまには見極めも大事って事で、ね?」

「…。」

俯きながら少しだけこくりと首を縦に動かした。
ランが、ドライバーをミネルバから離すのを見るとユウヤはCCMを使い手元にいたリュウビをDキューブに立たせた。

「メンテナンス終わった?じゃあやろうか…それとも、一回休憩しとく?」

「…ユウヤ」

「うん?」

「私…強くなれるかな?」

「…」











「ラン君は負ける悔しさを知ってる。負ける悔しさを知っていれば、キミはもっと強くなれるよ」

「……。…うん!休憩なんか要らない!!休憩なんてしてる暇なんかないの!」

「その意気だよ」

ユウヤはクスりと微笑み、ランも手のひらに立たせていたミネルバをDキューブに立たせればユウヤににこりと微笑み返す。

「ユウヤってアルテミスの時の雰囲気は嫌な感じだったけど今のユウヤは良い奴ね、大好き!」

「…へ?!……あ…りがとう…」

そう言われてユウヤはほんのりと頬を染めた。













W初がユウヤとランとか。
いやアニメほんとご馳走様でした。


2012/04/20

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