「しかし、こんなにくれるとはね」
「片方返してくれる気がないだけでしょ」
ぷいと、アミがそっぽを向くが仙道はそれを半場無視して続ける。
「なあ川村アミ、知ってるか」
「え?」
「チョコレートって昔は媚薬として扱われていたって。」
「え…」
何か凄く嫌な予感がする。
「知らなかったよ。川村アミはそんなに俺に頑張ってもらいたんだねぇ…」
「ち…ちが…っ」
「さぁ、俺の家行こうか。」
ざっと青ざめた顔のアミをちらりと見て腕を掴めば、スタスタと自分の家の方向へと歩いて行った。
お粗末様でした。
2012/02/17 おまけ
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