「節分!」

バンはウキウキとした顔でアミとカズに朝一で買ってきた豆の袋を見せつける。

「だな。」

「節分は、豆と恵方巻どっち派?」

「俺は豆!」

アミの疑問に間髪入れずにバンは答える。

「と言うか俺らは関東民なんだから普通は豆だろ?アミは恵方巻きなのか?」

「そうね、豆より美味しいわよ」

「たしかに美味いけど、方向とか面倒くさいだろ毎年変わるし。」

「まあ、そうね。カズも豆派なの?」

「俺の家はどっちもやるよ。面倒くさいよな」

「…。」

「とりあえずあとでスラム行って豆まきやろうぜ!」

「「…ああ」」

バンの言葉にアミとカズは一瞬瞬いて納得した。

郷田なら喜んで豆まきをやりそうと。






たまには短く。


2012/02/03

第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
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