はーっ

息を吐くと白い霧が目の前に出て一瞬で消えていく。


「寒くなったな〜」

「そうだね」

「ねえジン」

「ん?なんだいバン君」

「ジンはどの季節が好き?」

「え?」

「俺、夏は暑いし冬は寒いから苦手なんだ。やっぱり春と秋が良いよね!」

「…そうだな」




「僕は冬、好きだよ」

「え?!なんで?!」

「だって冬は好きな人と寒いと言う理由で手が繋げたりするだろう?」


そう言い、ジンはバンの手ぶらの手を軽く握った。


「ジ、ジジジン??!!!」

「寒いねバン君」


「ここ外だから!!!」






ぎゅうぎゅうしてるジンバン下さい。


2011/12/01

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