「レックス」
「何だ」
しまった。声にしてないつもりだったのに、と郷田は隠すように檜山が出したカフェオレを飲みだした…が。
「あっち?!」
「郷田?大丈夫か?」
「あ、はい大丈夫です」
「それなら良いが…どうした?」
「…いえ、何でもないです」
「…そうか」
多分俺の顔には書いてある、分かっててレックスは何も言わないでくれてると思う。
なぁレックス、俺はあんたが…―――
もやもや
2011/11/25
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