=side.KAITO= 







いつからだっただろう?



新一がみんなに、俺に関わった人に暴力を奮うようになったのは…






確か、あの頃からだ




新一に裏庭に呼び出されて待ってた時だ


学校の所謂不良に絡まれた


その頃、俺は所詮人気者という地位でみんなに好かれていた



その分、気に入らない者には絡まれるくらいの人気で…


だから、一人でそんな人気のないところにいたことを見咎められた



「黒羽。お前人気あるからって調子に乗りすぎなんだよ」


「そんなことないと思いますけど?先輩たちも不良なんて止めてマジックやってみたらどうです?」


「てめぇ」


「やっちまえ!!」



新一は職員室に呼び出されて遅れてきたんだ


その頃にはもう殆ど終わってて


「快斗!!」


「しん…」


一瞬の油断だった



不良の一人がナイフを取り出して一線――






赤い鮮血が飛び散った









     

- 4/18 -

しおりを挿む
back
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -