「ごめん、ごめん華」
気が付くと私は伊佐奈さんに抱きしめられていた。お腹とか体中が痛い。
「ごめん、傷付けてごめん、蹴ってごめん、華…」
「い…いさなさ…」
「ごめん、ごめん、ごめん、ごめん、ごめん」
伊佐奈さんの首に両手を巻き付けた。
「伊佐奈さん…大丈夫…ですよ

早く彼を安心させたい。
「…私はずっと、傍にいます」
腕に精一杯の力を入れて抱きしめ返す。
「……華!華、華華!!」
「はい、何ですか…?」




「愛してる」







「私もです」


――――――
DVイサ華です。
伊佐奈の心って不安定だと思います。
元々仕事に失敗するとマントでお仕置きするような人なのでDVとかありえますね!って言う話をしてて出来ました。




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