krkの黄ネタのようなもの
2013.05.02.Thursday
私は、至って普通の女の子。
だからか、黄瀬の才能を近くで見ていれば分かっていた。本物だって。
「バスケ」「モデル」「恋」
初めて感じたバスケの世界。彼の輝き。
そしてモデルとしても。
今が大事な時期だから「退部か休部のどちらかを選べ」っと言われる。
周りの大人たちに、黄瀬に黙ってそれを考え直すようにと頭を下げれば「なら、あなたが引きなさい」っと告げられる。
恋、実ると思わなかった貴方との愛。知られてはいけない、その恋。
そこで痛感する。彼の輝きを、自分が潰しかねないと。
黄瀬の才能の足枷になるなら、自分から離れるしかなかった。
何も言わず、彼の前から姿を消した。
“ごめん”っと言えなかった、女の子のお話。
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