茶々&火炎




「ちゃーちゃっ!今日は七夕だぜ!ミルキーウェイだぜっ♪」
「うんそうだねぇ〜」
「茶々、さぁ願い事をこれに書いて!」
「短冊〜?」
「そう、そして書いたら俺にくれ!」
「う〜ん…お願い事…」
「さぁさぁ♪」
「ん〜〜…」
「…願い事ねぇの?」
「ん〜〜…」
「何もないなら俺と同じこと書けよ。【一生火炎LOVE】って♪」
「火炎そんなこと書いたの〜?
う〜〜ん…」
「え、イヤ?」
「う〜…あ、そうだぁ!
………はい、コレでいい〜?」
「お?ナニナニ…
【空飛びたい】?」
「そ〜。火炎はお空飛べるでしょ?今日は七夕だし、きっとお星様も綺麗だから、火炎の背中に乗って一緒にお空飛ぶの〜!」
「なるほど。よっしゃ、じゃぁ連れてってやるよ!
早速ほら、つかまって」
「うん!」

「うわぁ〜綺麗〜〜!」
「そうだな、今日は晴れたからよく見えるな」
「スゴイね、お星様が近くにいるよ〜!火炎はいつでも見られるから羨ましいね〜」
「まぁそうだな。
茶々だって、俺といればいつでも見られるさ」
「そっかぁ、そうだね。
じゃぁ来年も火炎にこうしてもらわないと〜」
「お、それいいな!
毎年七夕はこうして過ごすんだ!」
「毎年?」
「そ、毎年♪」
「へへ、嬉しい〜♪」
「茶々愛してるっ!」
「へへ、ありがと〜♪」
「…ここは『ボクも火炎愛してる!』だろ…」
「ん〜?」
「まぁいいか…」
「ふふ、火炎〜!」
「うわ!あんまり動くと落ちるぞ!」
「落ちても火炎がキャッチしてくれるよ〜」
「茶々…可愛いっ!」
「きゃぁ!本当に落ちるぅ〜!火炎のイジワル〜!」

(来年もこうしていられますように)


チャラチャラ火炎とのんびり〜の茶々。
アホカップル。

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