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(青黄/桐皇黄瀬)

「本当に二人は仲良しなんですね」
「そんなことねぇよ!」
「そんなことないっスよ!」
「す、スイマセン!」

僕──桐皇学園一年、桜井良の目の前で繰り広げられる日常。
キセキの世代、青峰さんと黄瀬さんの、言い合い。

「大体あれは青峰っちが悪いんじゃないスか!」
「何寝言言ってんだよそれだから補習なんだよ。あれはテメェの位置が悪かったんだろ!なぁ良!」
「はぁ?アンタもいっつも補習じゃないスか!あれはどう考えてもアンタが悪い!ねぇ桜井っち!」
「え、ええと…」
何の話か全く分からない。あれって何ですか。さっきから聞いているけど、さっぱり内容がわからない。
ふたりはすなわち、あれで内容がわかってるわけで。…それってつまり。

「…本当に仲いいですね」
「「そんなことねぇよ!!」」
「スイマセン!」

でもやっぱり、その言葉は信じられない。


説得力0の主張


20130821〜20140118
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