10.09.11.
▼夢桜ぱろ
南涼
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※夢桜ぱろです
※リンが風介でレンが晴矢でがくぽがヒロト
※雰囲気で読んでください
こんな感情、初めてだった。
他の全てを手放してでも、一緒にいたいと、思ってしまった。
貴方だけ想って生きていくために、何もかも捨てることは、許されるのだろうか。
「晴矢、」
私が名を呼べば、晴矢は困ったように笑った。
「晴矢、」
「風介、」
晴矢が私の名を呼ぶ。
私のものより低く響く、晴矢の声。
ああ、私の大好きな、声。
「晴矢、」
こんな感情を抱いてはいけなかった。
私にはヒロトがいるのだから。
それでも、それでも私は。
「晴矢、晴矢、」
私には、晴矢しか、
「風介、」
晴矢がゆるゆると首を横に振る。
だめだ、と。
そんなことは、私が一番わかっているんだよ、晴矢。
貴方だけ想って生きていきたい。
それは、叶うことのない夢なのだけど。
今は、今だけはまだ。
夢を見ていたいんだよ、晴矢。
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ふ、雰囲気だけ…orz
簡単に説明すると、没落華族の家の風介は名家の当主であるヒロトと婚約して、何不自由なく日々を生活していました
しかしそんなある日、震災孤児の晴矢と出会って、恋に落ちてしまいました
貴方だけ想って生きていくために、何もかも捨ててることは許されるの…?
とかそんなかんじ
大正浪漫です^^
これもいつかじっくり書いてみたいです…色々個人的な設定もあったりするので^^