【梟のスパイク】
『練習試合!』
「そうだな」
『梟谷!』
「そうだな」
「なまえちゃんテンション高いなー。そんなに梟谷が気に入ったの?」
『えっ、あ、いえ、音駒も大好きですよ?』
「うん、わかったわかった」
「そういや、昨日木兎がお前は来るのかってうるせーくらいライン来たんだけど、何言った?」
『?………あ!木兎さんのスパイク見るって約束しました!』
「それでか…」
「あんまり嬉しくねー約束だな…」
『そうなんですか夜久先輩?』
「そりゃあ、木兎のスパイクすげぇからな…初めて拾ったとき腕もげるかと思ったわ」
『!?もげ、』
「…まぁ、夜久のとこに行く前に俺が止めるわ」
「頼もしいわー、頼むぜ」
「任せろ」
『クロ先輩は痛くないんですか?』
「余裕」
『なんかカッコいいですね!頼もしい!』
「そりゃどーも」
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