【仲直りですか】


「な、んですか」

「なまえちゃんがお前と話したいって」

「っえ」

『っえ』

「じゃ、すぐ戻ってこいよー」

「え?」

『え、』









「……あの?」

『!あ、あのですね………ライン見てないかな』

「…見てないです、スンマセン」

『あ、あ〜…そっか。えっと、あの、ラインで変なこと送られてきたと思うんだけど、あれは私じゃなくて、クロ先輩が勝手に打っただけで、あんなこと思ってないから…!』

「え、え!?」

『だからね!ラインこれからも送ってくれて構わないし、寧ろ普通にくれないと寂しいっていうか、その、あれだから!』

「……あの、俺、先輩に何かしちゃった、かって」

『全然!リエーフくんは何も悪くない!』

「き、嫌われたかと、思ってその、ラインも…」

『…無視されたのは、ちょっと悲しかったけど理由がアレだからしょうがないよね』

「じゃ、じゃあ!これからも送っていいんですか!」

『もちろんだよ!』

「みょうじさん…!」



prev / next



×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -