【お邪魔します】
『失礼しまーす!』
「あ、なまえちゃん来た」
『うわ、凄い布団一杯…修学旅行みたいですね!』
「マジで来やがった」
『クロ先輩UNOやらないんですか……って、え?』
「なんだよ」
『っや、夜久先輩この人は誰ですか?』
「黒尾かな」
『!?』
「音駒バレー部主将の黒尾鉄朗ですが何か?」
『っえ、クロせんぱ、え、髪が…』
「は?」
『髪どうしたんですか…!』
「別にどうもしてないけど」
「…クロの寝癖がとれてるからでしょ」
『寝癖!?え、いつものアレ寝癖なんですか!』
「俺も初めて聞いたとき驚いたからなまえちゃんの反応わかるわ」
「あの寝方じゃあなぁ」
「……ハイハイ、俺の髪の話は終わり。そんな事話しに来たんじゃないだろ」
『え、はい。そうなんですけど、えっとあまりにも衝撃的だったので』
「で、UNOが何だって?」
『あ!みんなでUNOやりましょう!』
「俺は明日の練習の確認してから」
『わかりました!あ、でもクロ先輩何か強そうなので参加しなくてもいいですよ』
「やるから配っとけ」
『研磨は?研磨やるよね?』
「え、めんどくさいから、別にいい」
『え、何で!…あ、じゃあ私と一緒に二人でやろう!』
「えー…」
『研磨私に冷たいよね!つらい!』
「ペアだと!研磨ずるいぞ!」
『あ、みんなも適当に二人で組んでもいいよー』
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