【さんねんせい+α】
「副主将の海信行、よろしくね」
『あ、よ、よろしくお願いします!』
「初めまして。俺三年の夜久衛輔、よろしく」
『は、初めまして…!』
「俺一年の灰羽リエーフです!」
『!?…でかい!』
「そう言うみょうじさんは小さいっすね!夜久さんとそんな身長変わんないんじゃないですか?」
「リエーフ…お前ほんとに学習しねぇな」
「え、黒尾さ、」
「リエーフ」
「!!」
「ちょっと、来い」
『クロ先輩リエーフくんは何処に連れてかれたんですか?夜久先輩凄い笑顔でしたけど』
「いいか、覚えとけよ?夜久に身長の話はすんな」
『?はい』
「てか、お前ほんとに夜久と変わんねーんだな」
『…女にしてはデカイですか?』
「いや、別に?何気にしてんの」
『………違いますけど』
「まぁ、ここに居たら嫌でもチビに見えるさ」
『え?』
「見てみろ。お前より大きい奴らばかりだろーが」
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