が来た…?




『春だね…!』


井「新学期だね…!」


石「桜もう散ったけどな」


『春といえば、』


井「新学期といえば、」


「『恋の季節だよね…!』」


石「いや、悪いけど教室で大声で騒ぐなよ。しかもここお前らの教室じゃねーし!」


井「なんだよ石川つめてーなぁー!」


『そうだよ石川ー!春になっても恋ができない井浦には優しくしてよー』


井「ちょっとおおおお!!?それ今必要かな!?」


石「…あぁ、ごめんな秀」


井「!?」


『大丈夫だよ。井浦にもきっと恋がくるよ……多分』


井「ねぇ、慰めてくれてるんだよね?そうだよね?」


石「てか、もうお前ら付き合えば一件落着じゃね」


『…石川。彼女彼氏がいない同士を簡単にくっつけようとするなんて…考えが小学生だよ』


石「あぁ?」


井「え、井浦じゃだめなの」


『井浦が駄目なわけではないけども。こういう付き合い方はどうかと思いますよね』


石「めんどくせー…」


『…うるせー、紫』


石「オイ、今なんつった」


堀「どうでもいいけど。さっきからうるさいのよあんた達」


「「『すみませんでした』」」










×