『ハンジ分隊長ー、頼まれてた書類……げ』


「流石!もう、終わったんだね!」


『あー、ハイ。…じゃあ私はこれで』


「よう、挨拶もなしか。いい度胸だな」


『……いえ、大事な話だったら申し訳ないので早く出ようと思っただけです。こんにちは、リヴァイ兵長』


「ちょっとリヴァイ。あまり私の部下虐めないでくれるかな」


「別にそんなつもりは無いが」


『いや、思いきりパワハラ受けてます』


「あぁ?なんか言ったか」


『…イエ、なんでも』


「っつーか、相変わらずお前の部屋は汚ねぇな」


「え?そう?普通じゃない」


『いや、分隊長の部屋は普通ではないです』


「えぇー?だって必要な書類置いてたらこうなるでしょ?」


「しっかり整理しておけばこんな事にはならねぇ」


『リヴァイ兵長の部屋はしっかり整理されてますもんね』


「当たり前だな」


「…いや、リヴァイも普通じゃないよね」


『二人を足して2で割ったら調度いいんじゃないですかね』


「こんな汚ねぇ奴と足されるのはありえねぇな」


「いやいやいや、例えばなしだからね!?私もリヴァイとは足されたくないね!」






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