♯
『黒子く……桃ちゃん!』
「どうしたの?」
「桃井さん連れてきました」
『うわぁああ、ありがとう黒子くん!』
「え、え?どうかしたの?」
『桃ちゃんムヒ持ってるよね!?』
「ムヒ?持ってるけど…刺されちゃったの?」
『そうなの!この首のとこ塗ってくれないかな!』
「どれどれー、あぁ、ここね!」
「見てるだけで痒いですね」
『わかる?かゆいんだよほんとに!』
「よし!これで大丈夫!」
『うわぁー、スースーするー』
「良かったですね」
「ごめんね、私職員室にいたの」
『んーん、大丈夫!ありがとう桃ちゃん!あと黒子くんも!』
「どういたしまして!」
「僕は桃井さんを連れてきただけですから」
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