『赤司くん赤司くん』

「なんだ」

『ムヒ持ってる?』

「持っていないが…刺されたのか?」

『うん』

「そうか。桃井なら持っていると思うが、あまり掻かないほうがいいぞ」

『わかってるけど、かゆくてつい』

「…少し待っていろ」

『うん?』



××



「ほら」

『?保冷剤…?』

「冷やしておくといい。あまり掻くと痕が残るかもしれないからな」

『えええ、赤司くんありがとう…!』

「どういたしまして」






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