♯
『ふんふんふーん♪』
「待って岩ちゃん何あの可愛い生き物」
「…お前の彼女だろ?」
「それは知ってるけど!!何あれ!!可愛すぎでしょ!!!」
「お前がいっつも鼻歌歌ってやがるからうつったんだと」
「なにそれ…、かわいい…」
『あ、徹と岩泉くん!おはよう!』
「おう」
「おはよ!さっき何の歌うたってたの?」
『えっ、…聞いてたの?』
「うん、ごめん聞こえた」
『徹のマネがしたかったんだけど、あの曲難しいね!』
「!!」
「おい、クソ川顔がキメェぞ」
「ちょっと岩ちゃん黙って!」
『徹鼻歌うまいよねー』
「そう?普通じゃない?」
『私徹の鼻歌好きだよ』
「俺は君が大好きだよ」
「どうでもいいから、さっさと教室行こうぜ」
「岩ちゃん空気読んで!?」
prev next