大分前に書いたものの続き




『あ』

「やあ、久しぶりだね」

『うん、中学ぶり』

「お前は、……秀徳か」

『よく分かったね。あ、緑間くん一緒だから』

「そうだな」

『…あのね、赤司くん。私中学の時、赤司くんに言われてから一杯本読んだよ』

「…ああ、そんなこともあったな」

『覚えてくれてたんだ』

「お前との記憶なら覚えているよ」

『…あの時は返事出来なかったけど、今なら分かるよ』

「………」

『ねぇ、赤司くん』

「…ああ、」










『私、死んでもいいわ』





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