(静雄?) 「セルティー!!知ってるかい?今日はいい夫婦の日なんだよ!」 [それがどうしたんだ?] 「僕達も夫婦なんだから、みんなに、ブフっ!!」 [うるさい!別にそんな事はしなくてもいいだろう!!] 「何を言ってるんだいセルティ。今日は僕達のラブラブぶりをわざわざ見に来てくれる人達がいるんだよ?」 [?] 「多分もうすぐ、『「お邪魔しまーす」』あ、来た」 [な、何しに来たんだ静雄となまえ!?] 『え?だってほら。今日っていい夫婦の日じゃん?先輩方のラブラブっぷりをこれからのお手本にしようと思って。ね、静雄』 「あぁ。俺らのことは空気だと思って普通に過ごしてくれ。」 [そんなことできるわけないだろう!?] 「そういう事なんだ。セルティ」 […普通ってどんなふうに過ごせばいいんだ!] 「だから、いつもみたいにラブラぶはぁっ!!いたっ!痛いよ、セルティ!!」 [なまえと静雄の前でできるか!] 『あれだよね、静雄。喧嘩するほど仲がいいってやつだよ』 「だな。新羅なんか殴られても笑ってるぞ。…あぁ、アイツはただのアホか」 『違うよ。Mだって』 「ちょっと、二人とも聞こえてるからね!空気は喋らないよ!」 「っチ…」 「え、ちょっと、なんで今舌打ちしたの静雄!?」 『はい!質問でーす!』 「はい、どうぞなまえちゃん」 『愛の確認はしないんですか』 「[…え?]」 「そういえば、お前らが抱きしめ合ってるとことか見ねぇな」 「…はいはーい!そういう君達はしてるんですかー?」 「『毎日のように』」 「……。セルティ!大変だ!静雄達に抜かされる!」 [知るか!] 『新羅、新羅。男がリードするんだよ』 「あぁそうか!さぁ、セルティ僕の胸に飛び込んで、ブフっ!?」 [勝手にやってろ] #いい夫婦!…のはず。 (セルティ…照れてるんだね!) (なんてポジティブなの) (これも見習うのかよ?) (これは…いいや) ×
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